10.(1)仕訳アシスト
「ツール」-「仕訳アシスト」メニューを選択すると、「仕訳アシスト」画面が表示されます(下図)。
(メイン画面下部のツールボタンの中にある「仕訳アシスト」ボタンを押しても、この画面が表示されます。)

「仕訳アシスト」は、仕訳を作成する際に役立つ便利なテンプレートやウィザード(以下「項目」)で構成されています。
そして、これらの項目は「開始」「収入」「支出」「給料・報酬」「税・その他」「固定資産」「決算」の7グループに分かれています。
各グループに含まれる項目は、帳簿種別(「一般」「農業」「不動産」の別)によって若干異なります。
画面右側にあるボタンで、選択した項目の位置を変える、削除する、項目名を変える、初期化する(初めて起動したときの状態に戻す)などの操作が可能です。
また、文字色・背景色と表示されている下の四角の部分をクリックすると、それぞれの色を変更できます。
「ヒント」は、いつも表示されているわけではなく、いくつかの項目について、その上にマウスカーソルを持って行くと表示されるようになっています。
「仕訳アシストを続行」ボタンをクリックすると、選択した項目が実行されます。
なお、項目をダブルクリックすることでも、その項目を実行できます。
次に、「仕訳アシスト」の各項目に共通する操作方法を説明します。
項目を実行すると、例えば下図のような画面が表示されます。
画面は、基本的には複合仕訳の形になっており、そこに、必要な金額等を入力していきます。
仕訳ですから、左側が借方、右側が貸方です。
すべての欄に金額を入力することは滅多になく、ほとんどの場合は一部の欄にのみ入力することになります。
ただし、仕訳の性質上、借方の合計額と貸方の合計額は一致しなければならず、一致しない場合は「仕訳の書き込み」ボタンが有効になりません。
(この他にも、按分率などの入力が必要で、それらの入力がないと「仕訳の書き込み」ボタンが有効にならない場合があります。)
全体として一組の複合仕訳となっていますが、図のようにいくつかのパートに分かれている場合もあります。
下の例では、パート1が売上、パート2がそれに関わる運賃や振込手数料等の仕訳です。
もちろん全部のパートを使う必要はなく、必要なパートのみの使用で構いません。

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