7.(4)減価償却

「決算整理」-「減価償却」メニューを選択すると、「減価償却資産の一覧」画面が表示されます(下図)。

減価償却資産は、取得のたびに一覧に登録することもできますし、決算時にまとめて登録することもできます。
前者の場合は、「編集」-「減価償却資産の一覧を編集」メニューを選択します。
後者の場合は、この「決算整理」-「減価償却」メニューを選択します。

ここでは、後者の、決算時にまとめて登録する方法を例にします。



「減価償却資産の新規登録」ボタンをクリックして、事務机を登録してみます。
事務机は8月17日に現金で取得(按分率は70%)し、その仕訳は既に記帳されているものとします。
(固定資産は取得時には家事按分をせず、減価償却時に家事按分します。)



上図のように必要事項を入力し、「減価償却資産の一覧表に登録」ボタンをクリックします。
元の画面に戻りますので、内容を確認してから「減価償却仕訳の書き込み」ボタンをクリックします。

すると、仕訳帳に減価償却仕訳が書き込まれます(下図)。
属性欄には、この仕訳が決算仕訳であること、減価償却による仕訳であることが表示されています。
なお、決算仕訳の背景色は青色となっており、他の仕訳とは区別されます。



この仕訳を見てわかるように、工具器具備品の償却費のうち事業使用分(5,584円の70%=3909円)が減価償却費として費用化され、残りの30%分が「事業主貸」に振替えられます。




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