2.(7)仕訳矢印と残高グラフ

仕訳矢印を考えるときに、先に述べた残高グラフが役に立ちます。本ソフトウェアでは、メイン画面が仕訳帳となっており、その右に残高グラフが表示されています(図10)。



この両者は連動しており、仕訳帳に仕訳が入力されると残高グラフが自動的に更新され、また、仕訳帳で仕訳を選択すると残高グラフ上で相当する仕訳矢印が表示されます(図11)。



逆に、残高グラフ上で仕訳矢印を作成すると、仕訳に変換されて、選択されている行の一つ上に挿入されます(図12)。



なお前述したように、残高グラフ(貸借対照表と損益計算書)上では各勘定科目の位置は左右どちらかに固定していますが、仕訳矢印を仕訳に変換すると左右逆になることもあります。もちろん、仕訳矢印の始点側(=資金の入手)が常に右(=貸方)、仕訳矢印の終点側(=資金の利用)が常に左(=借方)です。




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