7.(7)費用の見越し【未払費用】
「決算整理」-「費用の見越し【未払費用】」メニューの使い方について、次の例で説明します。
・4月から3月分の事務所家賃1年分120,000円を、翌期3月31日に現金で後払いする。
・期末の決算で、当期分の費用(未払の家賃のうちの4〜12月分)を当期へ見越す(当期の費用に計上する)。
「決算整理」-「費用の見越し【未払費用】」メニューを選択すると、「未払費用」画面が表示されます(下図)

各項目を図のように設定し、「仕訳の書き込み」ボタンをクリックします。
地代家賃の詳細画面が表示されたら(下図)、支払先の名称を入力して「OK」ボタンをクリックします。

すると、仕訳帳に費用の見越し仕訳が書き込まれます(下図)。

属性欄には、この仕訳が決算仕訳であること、費用の見越しによる仕訳であることが表示されています。
なお、決算仕訳の背景色は青色となっており、他の仕訳とは区別されます。
この仕訳を見てわかるように、家賃のうち当期分(90,000円)が負債科目の「未払費用」から振替えられます。
見越した90,000円は、翌期首に未払費用に再振替し、翌期の費用から差し引く必要があります。
また、事務所家賃1年分120,000円を翌期3月31日に現金で支払う記帳をします。
プレミアム版をご利用であれば、「前期のファイルを読み込んで 当期のファイルを作成する」ことで、これらの処理は自動化されます。
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