3.(7)自動計算 − 金額補完

「自動計算」にチェックが入っているときに、借方金額を入力すると、同額の貸方金額が入力されます。また、貸方金額を入力すると、同額の借方金額が入力されます。

下図の例は、借方科目に「現金」、貸方科目に「売上高」と入力したところです。
この段階では、仕訳の背景色が黄色になっています。これは、まだ仕訳が未完成であることを表しており、仕訳番号もまだありません。。




次に、借方金額を入力してみると、自動的に同額の貸方金額が入力され、仕訳が完成します(下図)。
仕訳番号も、自動的に付番されます。





次に、仕訳番号1の複合仕訳の借方金額を修正してみます(下図)。



すると、1行目の貸方金額が自動的に変わる結果、2行目の借方科目と借方金額が空欄の未完成の仕訳と認識されてしまいます。
2行目以降の背景色が黄色になるのはそのためです。
一つでも未完成の仕訳があると以下の行の背景色はすべて黄色になるので、ミスをすぐ発見できるようになっているのです。

このように、複合仕訳内では自動計算機能がかえって邪魔になるので、「自動計算」のチェックをはずして入力するようにしてください。
または、「設定」-「動作等の設定」-「動作の設定」メニュー -「入力」タブで、「複合仕訳内では、自動計算を行わない」をチェックしてください。




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