3.(3)表示科目

仕訳帳に表示する仕訳を、選択した勘定科目によって絞り込むことができます(下図)。





列として表示される項目は、選択した勘定科目によって変わります。
下の例は、「現金」を選んだ場合です。



借方科目や貸方科目の表示はなく、代わりに、仕訳帳上で選択した勘定科目(現金)と一組になっていた科目(相手科目)が表示されます。
なお、選択した勘定科目のことを、本ソフトウェアでは親勘定科目とよんでいます。
このような形式は、いわゆる現金出納帳の形式です。
借方金額と貸方金額の差引残高が表示される点も、仕訳帳と異なります。


現金が仕訳帳上で貸方科目であれば、現金出納帳上では出金額(貸方金額)の欄に金額が記入されます。
逆に、現金が仕訳帳上で貸方科目であれば、現金出納帳上では出金額(貸方金額)の欄に金額が記入されます。(下図)




また、相手科目が仕訳帳上で複数である場合(複合仕訳)、現金出納帳上では「諸口」と表示されます。(下図)
このとき、属性には、「◎複合仕訳(編集不可)」と表示されます)。
この例で編集不可となる理由は、もし相手科目や入金額を変更しても、仕訳帳上の「借入金」「元入金」のどちらが変わるのかが特定できないためです。




ここまでで、現金で絞り込んだときには現金出納帳として使用できることを説明しました。
同様に、普通預金や当座預金で絞り込むと預金出納帳として使用できます。
また、売上高だと売上帳、仕入高だと仕入帳、売掛金だと売掛金元帳、買掛金だと買掛金元帳として使用できます。

さらに一番下の「項目の追加・編集」をクリックすると下図のようなダイアログが開き、任意の勘定科目を追加したり表示する順番を変更できたりします。






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