7.(8)収益の見越し【未収収益】

「決算整理」-「収益の見越し【未収収益】」メニューの使い方について、次の例で説明します。

・貸している駐車場の賃貸料1年分(4月から3月分)を、翌期3月31日に現金で後受けする。
・期末の決算で、当期分の収益(未収の賃貸料のうちの4〜12月分)を当期へ見越す(当期の収益に計上する)。

「決算整理」-「収益の見越し【未収収益】」メニューを選択すると、「未収収益」画面が表示されます(下図)



各項目を図のように設定し、「仕訳の書き込み」ボタンをクリックすると、仕訳帳に費用の見越し仕訳が書き込まれます(下図)。



属性欄には、この仕訳が決算仕訳であること、収益の見越しによる仕訳であることが表示されています。
なお、決算仕訳の背景色は青色となっており、他の仕訳とは区別されます。

この仕訳を見てわかるように、資産科目の「未収収益」を計上し、賃貸料のうち当期分(90,000円)が収益化されています。

見越した90,000円は、翌期首に未収収益に再振替し、翌期の収益から差し引く必要があります。
また、賃貸料1年分120,000円を翌期3月31日に現金で受け取る記帳をします。
プレミアム版をご利用であれば、「前期のファイルを読み込んで 当期のファイルを作成する」ことで、これらの処理は自動化されます。




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