1-1.HostInfoの書き方

TTLGenを起動してまず最初に行う事はHostInfoの作成です。

(1) HostInfoタブを表示したら、まずはNew_btmボタンを押して空きのエントリを作ります。

(2)出来たエントリに情報を入力して行きます。フィールドをクリックすると入力可能になります。

 

 

上記の例は192.168.0.1にポート23でコネクトします。

複数のオプションを記述する場合、間にスペースを入れておきます。

 

 

 

 

 

 

 

コマンド投入モードでは、1行コマンドを投入するたびにpromptを待ち(wait)ます

ホストによってはプロンプトが変化するケースがあると思います。この場合、プロンプトに必ず含まれる文字列を指定しておくことで対応できます。ただし、この方法ではホストが吐きだしてくるログの中に「prompt」フィールドで指定した文字列が入っていると、そこで次のコマンドを送ってしまいログが途中で切れてしまうケースがあります。これを回避する方法はプロンプトにしか現れない特殊な文字を「prompt」フィールドに記述しておく事です。

Btmはbottomの略で、「NewBtm」ボタンは最下部に新しいエントリを追加します。

Insはinsertの略で、「New_Ins」ボタンは選択されたホストの上部に新しいエントリを追加します。

下記のHost02はCisco IOSの一般的なログインシーケンスです。VpassはVTPパスワード、Epassはenableパスワードです。

追加したいホストの情報が既存エントリと似ているなら、Copy/Pasteが便利です。

エントリの順番を入れ替えたい場合はCutしてPasteします。Paste_Insは選択されているエントリの上にCutしたエントリを追加します。

Cutは単純なエントリ削除としても利用します。

上記の2例はいずれもtelnetを利用していますがSSHも利用可能です。例えばconnect optionに下記の様に記述します。詳細はteraTerm Macroのhelpでconnectのページを参照してください。

/auth=password /user=username /passwd=password'

 

(4) 踏み台を必要とするホストの場合

例えば、Host02はTTLGenが動作しているPCから直接ログイン出来ないものの、Host01からであればログインできる。といったケースがあると思います。この場合、Host02のStepHostにHost01を指定します。

・StepHostに指定できるホストはHostInfoに設定されている必要があります(記述順は関係ありません)。

・多段ログインはできません。つまり、StepHostを必要とするHostをStepHostに指定することはできません。

・StepHostにログインした後、目的のHostにログインする際に、デフォルトでは"telnet"(にHostInfoで設定された目的ホストのip address または hostnameをスペースでつなげた)という文字列をStepHostに送ります。この文字列はOptionタブで変更することができます。

・StepHostからログアウトするときは"exit"という文字列を送ります。この文字列はOptionタブで変更することができます。

(4) HostInfoの編集が終わったら、Applyを押してください。

Applyを押すと、作成/編集したHostInfoが利用可能になります。押し忘れに注意してください

HostInfoの編集途中でBackを押すと、最後にApplyした時点にもどります。

ApplyされたHostInfo情報はMainタブに反映されます。

 これで準備完了です。まずはログインモードを試してみましょう。