ホストの情報を入力し、TTLの生成に利用できるようにします。ここで編集したデータは(21)「Apply」ボタンを押さないと確定されない点に注意してください。
ホストにログインする(プロンプトを表示する)までに最大4回文字列の受け渡し(send/wait)が出来ます。必要無い場合は空きにしておけばTTL生成時に無視されます。
(1) 「HostName」フィールド
ホストのホスト名を入力します。HostName同士はユニークである必要があります。ログファイル名に利用されるので、Windowsのファイル名として利用できない文字を含めないでください。
実際のホストのホスト名と一致している必要はありません。
(2) 「connect」フィールド
connectする宛先アドレスや、ポート番号を指定します。ポート番号を指定する場合、「アドレス:ポート番号」というフォーマットで記述します。
e.g.) 192.168.0.1:23
ポート番号を省略した場合の動作はTeraTermの設定次第です。
(3) 「connect option」フィールド
connectする際のオプションを指定できます。詳細はTeraTerm MacroのHelpで「connect」セクションを参照してください。
「/」から始まるTeraTerm Macroのconnectオプションです。
e.g.) /timeout=5
複数のオプションを指定できます。その場合はスペースで区切ってください。
(4 - 11) 「wait」フィールド / 「send」フィールド
connectとconnect optionによってホストに接続した後、Promptに行きつくまでに行うホストとの文字列のやり取りを設定します。
(12) 「Prompt」フィールド
ホストのプロンプト文字列の一部または全てを入力します。
(13)「StepHost」フィールド
作成中のホストがTTLGenの動作する端末から直接ログイン出来ない場合は、「StepHost」フィールドに踏み台となるホストを指定できます。
ここに指定できるのはHostInfoにエントリが作成されているホストのHostNameです。
いったんStepHostにログインして、そこからTelnetで目的のホストにログインします。
StepHostから目的ホストへ接続する際に送られる文字列はデフォルトで「telnet connectフィールドの文字列」です。例えばconnectに「192.168.0.1」が指定されてた場合、「telnet 192.168.0.1」という文字列をStepHostで実行して、目的のホストにログインします。
上記の「telnet」という文字列はOptionタブで変更できます。
StepHostからログアウトする際に送る文字列はデフォルトで「exit」です。これもOptionタブで変更できます。
(14) 「New_Btm」ボタン
空の新規エントリをリストの最下部に追加します。
(15) 「New_Ins」ボタン
空きの新規エントリを現在指定されているエントリの上部に追加します。
(16) 「Copy」ボタン
現在指定さているエントリの情報をClipboardにコピーします。(WindowsのClipboardではなく、TTLGenが独自にメモリに保持しますので、(15) 「Copy」ボタンで保持した情報をNotepad等のアプリにペーストすることは出来ません。)
(17) 「Cut」ボタン
現在指定されているエントリの情報をClipboadにコピーしてから削除します。単純な削除としても利用できます。
(17) 「Cut」ボタンは(18) 「Paste_Btm」ボタンや、(19) 「Paste_Ins」ボタンを組み合わせて、エントリの順番を入れ替える時に利用できます。
(18) 「Paste_Btm」ボタン
現在Clipboadに保持されているホスト情報をリストの最下部に追加します。
(19) 「Paste_Ins」ボタン
現在Clipboadに保持されているホスト情報を、現在指定されているエントリの上部に追加します。
(20) 「Back」ボタン
最後にApplyした状態を表示します。最後にApplyした後の編集途中データは失われます。
(21) 「Apply」ボタン
現在表示されているHostInfo情報を確定させ、TTLの生成に利用できる状態にします。
Applyして情報を確定させないとMainタブに反映されませんし、正しくTTLを生成出来ません。