コマンド投入モードは、1つまたは複数のホストに対して、「ログイン -> コマンド投入 -> ログアウト」を繰り返します。
コマンド投入の部分は「コマンド文字列を送る -> プロンプト文字列を待つ」を繰り返します。
HostInfoの準備は出来ていますか? もしまだならHostInfoの書き方を参照してください。
また、ホストに投入したい文字列を羅列したテキストファイルを用意してください。コマンドファイル参照。
(1)ホストとそのホストに投入したいコマンドファイルの組み合わせリストを作ります。
コマンドファイルとホストを選択したら、追加ボタンを押すとHost + Commandリストにエントリが追加されます。
「コマンドファイル」フィールドはDnD可能です。
上記を繰り返して、必要なホストとコマンドの組み合わせを作ります。間違えたらエントリを選択して「削除」ボタンを押せば削除されます。
(2) ログファイルのファイル名に追加する文字列や保存先ディレクトリを指定します。
*: 064 で「ログオプション」を追加しました。
TeraTerm Macro の logopen コマンドに追加するオプションです。何も設定しないと [0 1] となります。logopen のオプション詳細は TeraTerm Macro の「TTL コマンドリファレンス」を参照してください。
この例ではデスクトップにcommand_host01.txtとcommanad_host02.txtというファイルができます。
「ディレクトリパス」フィールドはDnD可能です。
(3) TTLの生成と起動を行ないます。
「選択エントリのTTL生成と起動(F11)」は「ホスト+コマンドフィル」リストで選択されているエントリにのみTTLの生成と起動を行ないます。「ホスト+コマンドフィル」リストで複数エントリを選択したい場合は「Shift + ↑↓」や、「Ctrl + クリック」が使えます。
「全エントリのTTL生成と起動(F12)」は「ホスト+コマンドフィル」リストにある全エントリのTTL生成と起動を行ないます。
メニューからはTTLの生成だけを行う事もできます。
(4) ログファイルを確認します。
「開く」ボタンでログ保存先に指定したフォルダを開くので、(2)のルールで出来ているファイルを確認してください。
ログが不必要に改行しているケースがありますが、これはTeraTermの設定で「端末サイズ」を大きくすると回避できることがありますが、ホストのターミナル設定に変更が必要な場合もあります。
(5) オプション
デフォルトではttlは1つ生成され、起動されます。
ですが、対象が多いと時間がかかるためttlを分割して生成し、並列に起動する機能を追加しました。
設定に合わせて必要なgenerated_*.ttl(*は連番の数字)を生成し、同時に起動します。
うまくいかない場合、次をチェックしてみてください。
上記のチェック項目が全て問題ない場合、お手数ですがTTLGen本体と同じフォルダに出来る "ttlgen_stderr.log" と設定ファイル(.zip)を作者に送っていただけると助かります。
ttlgen_stderr.logはTTLGenが終了した時点で書き込まれますので、TTLGenを終了してからファイルを取得してください。