MojXml2Svg Help

MojXml2Svg (MOJ XML data to SVG) 取扱説明書

v.1.00 KinJ

【概要】

MojXml2Svg は法務省から提供される「登記所備付地図データ」の地図XMLファイルを読み込んで SVG (Scalable Vector Graphics) 形式の画像ファイルを生成する Windows用コンソールアプリケーションソフトウェアです。

【背景】

法務省の「登記所備付地図データ」は2023年1月23日からＧ空間情報センターにて無償で一般公開されています。このデータを利用して表2に示すように多くのウェブサイトで登記所備付地図の形状等が閲覧可能になっています。 MojXml2Svg は登記所備付地図の形状データをSVG形式のベクター画像ファイルとして書き出します。このベクター画像は、ブラウザでの閲覧、HTMLへの埋め込み、Word/Excel/PowerPoint やそれらの互換ソフトの文書ファイルへの貼り付け、PDFファイルへの埋め込み・挿入などで利用できます。

【注意事項】

本ソフトウェアで生成された SVG や HTML は、利用者個人のローカルPCで簡便に登記所備付地図を利用されるためのもので、不動産売買契約や登記申請などに利用されることは想定されておりません。また、法務局における証明機能を有しません。
法務省登記所備付地図データの公開に関しては法務省のサイトを閲覧してください。
地図XMLファイルの地図データの利用にあたっては、Ｇ空間情報センターの利用規約を遵守してください。
本ソフトウェアは地図XMLファイルをその規格・文法・スキーマ等に従って忠実に解釈して SVG に変換しているわけではなく、地図XMLファイルをシンプルなテキストファイルとして読み込み、現在提供されている「登記所備付地図データ」に特徴的な記述様式や規則性を（地図XML規則に依拠することなく）勝手に推測しそれに基づき簡易的に変換しておりますので、データが更新されて記述様式が変化した場合などには対応できない可能性があります。
〔コマンドライン例〕や〔バッチファイル例〕などに記されている .xml のファイル名は必ずしも正確ではありません。（参考）
コンソールに表示される筆情報リストの「面積」の値はSVG画像のなかの地番表示のフォントサイズ（大・中・無）判定のための概算値です。

【インストール】

インストールアーカイブ MojXml2Svg_10??.zip をダブルクリックします。
展開して現れる MojXml2Svg フォルダを「適当なフォルダ」にフォルダごとコピーします。
- 格納先である「適当なフォルダ」はユーザーがその権限で管理できるフォルダであればどこでも構いませんが、セキュリティソフトが動作している環境では、除外フォルダ等に実行ファイルを格納する必要があります。
- "C:\Program Files (x86)" や "C:\Program Files" への格納は管理者権限が必要になることがあるので本ソフトウェアでは避けたほうが良いと思われますが、もしどうしてもこれらのフォルダに格納する場合は、MojXml2Svg.exe は32bitアプリケーションですので、64bit Windows の場合は "C:\Program Files (x86)" の下に格納することになります。
コピー先の MojXml2Svg フォルダの中に下記のファイルがあることを確認します。

MojXml2Svg.exe ：実行ファイル

MojXml2Svg.ini ：設定ファイル

MojXml2Svg_help.htm ：このソフトウェア取扱説明書

readme.txt ：はじめにお読みください

【実行方法】

MojXml2Svg.exe はコンソールアプリケーションですので、Windows のコマンドプロンプトから実行できます。
実行ファイル MojXml2Svg.exe コマンドライン引数の形式は下記のとおりです。

MojXml2Svg.exe xmlfile svgfile [submap [hilite-1 [hilite-2 [.....]]]]

xmlfile	：読み込む地図XML形式のXMLファイル名("ccccc-rrrr-nnn.xml") ※1 ※2
svgfile	：書き出すSVGファイル名(.svg)もしくはHTMLファイル名(.html or .htm) ※3 ※4 ※5
submap	：特定の図郭のみ表示する場合は図郭の地図番号を指定。全てを表示する場合は 'all' もしくは '0' ※6
hilite-1	：ハイライトする１番目の筆の地番 ※7
hilite-2	：ハイライトする２番目の筆の地番
………
hilite-n	：ハイライトするｎ番目の筆の地番

※1. 拡張子を省略した場合は .xml が追加される
※2. 拡張子を .zip として "ccccc-rrrr-nnn.zip" とした場合は、MojXml2Svg.exe はその "ccccc-rrrr-nnn.zip" を解凍して "ccccc-rrrr-nnn.xml" を一時ファイル "_tmpxxxxxx.xml" として抽出してこれを読み込み、実行後この一時ファイルは削除される
※3. 拡張子を省略した場合は .svg が追加される
※4. svgfile 以下の引数を省略した場合は、xmlfile の筆についての情報を表示する
※5. svgfile に .html もしくは .htm の拡張子をもつファイル名を指定した場合は <svg>～</svg> を埋め込んだHTMLファイルを出力する
※6. submap 以下を全て省略した場合は submap ='all' で hilite1 以下は無しとみなす
※7. xmlfile に同じ地番が複数存在する場合は「大字名地番」というように結合して指定する
　　「丁目名」や「小字名」「予備名」がある場合は「大字名」に追記する

〔コマンドライン例〕

MojXml2Svg.exe 14204-0210-70.xml 鎌倉市二階堂Ａ.svg all 231-1
（"14204-0210-70.xml" の全ての図郭の筆の区画を描画し、231-1をハイライトさせる）
MojXml2Svg.exe 13103-0104-17.xml 港区芝公園1.svg all 芝公園３丁目102-1
（"13103-0104-17.xml" の全ての図郭の筆の区画を描画し、芝公園３丁目の地番102-1をハイライトさせる）
MojXml2Svg.exe 13103-0104-17.xml 港区芝公園2.svg 375 芝公園３丁目102-1
（上記のうち地図番号が "375" の図郭の筆の区画のみ描画する）
MojXml2Svg.exe 47201-3600-62.zip 首里当蔵町.svg all 首里当蔵町３丁目1-1 首里当蔵町３丁目1-10
（公共座標系のデータ "47201-3600-62.xml" を全て描画し、首里当蔵町３丁目の地番 1-1 と 1-10 をハイライトさせる）
MojXml2Svg.exe 47201-3600-62.zip 首里当蔵町.html all 首里当蔵町３丁目1-1 首里当蔵町３丁目1-10
（上記と同じデータをHTMLファイルで出力）
MojXml2Svg.exe 47201-3600-62.zip
（"47201-3600-62.xml" の筆情報リストをコンソールに表示）

コマンドプロンプトからではキー入力でのタイプミスが起こりやすいので、バッチファイル(.bat or .cmd)を作成して File Explorer 等でクリックして起動したほうが安全です。
〔バッチファイル例〕

set pgm=C:\user\mypgm\MojXml2Svg\MojXml2Svg.exe
%pgm% 14204-0210-70.xml 鎌倉市二階堂Ａ.svg all 231-1
%pgm% 13103-0104-17.xml 港区芝公園1.svg all 芝公園３丁目102-1
%pgm% 13103-0104-17.xml 港区芝公園2.svg 375 芝公園３丁目102-1
%pgm% 47201-3600-62.zip 首里当蔵町.svg all 首里当蔵町３丁目1-1 首里当蔵町３丁目1-10
%pgm% 47201-3600-62.zip 首里当蔵町.html all 首里当蔵町３丁目1-1 首里当蔵町３丁目1-10
%pgm% 47201-3600-62.zip
pause

※ set pgm= で MojXml2Svg.exe をフルパスで指定し、MojXml2Svg.exe を格納しているフォルダとは別のフォルダに地図XMLファイル(.xml)とバッチファイル(Shift_JIS)を保存してバッチファイルを起動する例
MojXml2Svg.exe はエラーが発生すると一時停止しますが、正常終了では一時停止しません。
File Explorer 等からバッチファイルで起動して正常終了したときはコマンドプロンプト画面は閉じられてしまうので、バッチファイルの最終行に pause コマンドを追加しておくことを勧めます。
バッチファイルのコマンドライン引数等に全角文字を含む場合は基本的には Shift_JIS(CP932) で作成してください。
UTF-8 で作成する場合は先頭行に chcp 65001 を挿入して下さい。
※ chcp 65001 を付けても日本語の echo コマンド等が正しく処理されず次行がエラーになることがあるので、UTF-8 のバッチファイルは避けたほうが無難なようです。
※ コンソールとプロセスとのテキストの受け渡し（コマンドラインからの入力とコンソール画面への出力）は Windows 内部コードの UTF-16 経由で行われます。MojXml2Svg.exe のプロセスコードページは 932(Shift_JIS) なので、chcp でコンソールコードページを 65001(UTF-8) に変更したコンソールとの入出力にはひと手間かかります。
※ バッチファイルを全て US-ASCII で記述すれば Shift_JIS と UTF-8 で同じになりますので上記を気にする必要はありません。

【設定ファイル】

MojXml2Svg.exe は起動時に MojXml2Svg.exe が格納されているフォルダにある設定ファイル MojXml2Svg.ini を読み込みます。
MojXml2Svg.ini は汎用テキストエディタで編集することが可能です。上書き保存する場合には文字符号化方式 UTF-8 で保存してください。

表1. 設定ファイルのパラメタ
Key Value Value example

shell_open_svg yes:.svg 出力後にブラウザに表示 ※1
no:表示しない no

svg_dpi 解像度 (dots per inch) ※2 600

svg_viewBox_side_option svg_viewBox_length の対象
1:横幅 2:縦高 3:長辺長 4:短辺長 3

svg_viewBox_length 枠辺の長さ ※3 5000

svg_viewBox_marginx 枠余白（左右） 10

svg_viewBox_marginy 枠余白（上下） 70

svg_fill_color_viewBox 背景色（塗りつぶさない場合は none） #ffffff

svg_boundary_line_width 筆境界の線幅 2

svg_boundary_line_color 筆境界の色 black

svg_chiban_sp1 道路を示す地番の先頭文字道

svg_chiban_sp2 水路を示す地番の先頭文字水

svg_chiban_sp3 長狭物を示す先頭文字列長狭物

svg_fill_color_sp1 道路地番の筆の塗りつぶし色 #d2b48c

svg_fill_color_sp2 水路地番の筆の塗りつぶし色 #abe1fa

svg_fill_color_sp3 長狭物地番の筆の塗りつぶし色 #f5deb3

svg_fill_color_hilite highlightする地番の筆の塗りつぶし色 #ffa8a8

svg_fill_color_common その他の地番の筆の塗りつぶし色
（塗りつぶし無しは none） #eaffea

svg_font_c 地番のフォント名 Meiryo UI

svg_font_size_c1 面積が大きい筆の地番のフォントサイズ 50

svg_font_size_c2 面積が中位の筆の地番のフォントサイズ 30

svg_area_gt_c1 面積が大きい筆の閾値 (dot²) 32000

svg_area_gt_c2 面積が中位の筆の閾値 (dot²) 12000

svg_font_title 表題を表示するフォント名 Meiryo UI

svg_font_size_title 表題を表示するフォントサイズ 60

svg_font_source 出典を表示するフォント名 Meiryo UI

svg_font_size_source 出典を表示するフォントサイズ 50

svg_text_source 出典に表示するテキスト登記所備付地図データ（法務省）<https://front.geospatial.jp/moj-chizu-xml-readme/> をもとに作成

表1. 設定ファイルのパラメタ
Key	Value	Value example
shell_open_svg	yes:.svg 出力後にブラウザに表示 ※1 no:表示しない	no
svg_dpi	解像度 (dots per inch) ※2	600
svg_viewBox_side_option	svg_viewBox_length の対象 1:横幅 2:縦高 3:長辺長 4:短辺長	3
svg_viewBox_length	枠辺の長さ ※3	5000
svg_viewBox_marginx	枠余白（左右）	10
svg_viewBox_marginy	枠余白（上下）	70
svg_fill_color_viewBox	背景色（塗りつぶさない場合は none）	#ffffff
svg_boundary_line_width	筆境界の線幅	2
svg_boundary_line_color	筆境界の色	black
svg_chiban_sp1	道路を示す地番の先頭文字	道
svg_chiban_sp2	水路を示す地番の先頭文字	水
svg_chiban_sp3	長狭物を示す先頭文字列	長狭物
svg_fill_color_sp1	道路地番の筆の塗りつぶし色	#d2b48c
svg_fill_color_sp2	水路地番の筆の塗りつぶし色	#abe1fa
svg_fill_color_sp3	長狭物地番の筆の塗りつぶし色	#f5deb3
svg_fill_color_hilite	highlightする地番の筆の塗りつぶし色	#ffa8a8
svg_fill_color_common	その他の地番の筆の塗りつぶし色（塗りつぶし無しは none）	#eaffea
svg_font_c	地番のフォント名	Meiryo UI
svg_font_size_c1	面積が大きい筆の地番のフォントサイズ	50
svg_font_size_c2	面積が中位の筆の地番のフォントサイズ	30
svg_area_gt_c1	面積が大きい筆の閾値 (dot²)	32000
svg_area_gt_c2	面積が中位の筆の閾値 (dot²)	12000
svg_font_title	表題を表示するフォント名	Meiryo UI
svg_font_size_title	表題を表示するフォントサイズ	60
svg_font_source	出典を表示するフォント名	Meiryo UI
svg_font_size_source	出典を表示するフォントサイズ	50
svg_text_source	出典に表示するテキスト	登記所備付地図データ（法務省）<https://front.geospatial.jp/moj-chizu-xml-readme/> をもとに作成

※1. 'yes' に設定すると .svg を出力する毎にブラウザに新しいタブが開かれるので、これを繰り返すとメモリ不足になることがある。
※2. SVG は座標の数値を浮動小数点型で記述することもできるが MojXml2Svg は整数型で記述しており、その整数型数値の分解能(1)を dot とみなし（SVG はベクター画像であるがラスター画像の単位である）解像度(dpi)で表している。
※3. 描画枠の svg_viewBox_side_option で定められた辺の長さを表す。この値が 5000 で解像度が 600dpi の場合は 5000÷600×2.54＝21.17cm となる。全ての筆は枠から余白分の内側にフィットされるよう描画される。

【登記所備付地図データの地図XMLファイルについて】

「登記所備付地図データ」はＧ空間情報センターのダウンロードページからダウンロードできます。
ダウンロードした "ccccc-rrrr-yyyy.zip" から "ccccc-rrrr-search-list.csv" を抽出して閲覧し必要な地図XMLファイルのZIPファイル名を確認し、前記の "ccccc-rrrr-yyyy.zip" からそのZIPファイル名の "ccccc-rrrr-nnn.zip" を抽出します。この "ccccc-rrrr-nnn.zip" でも MojXml2Svg.exe の入力とすることもできますが、さらにこの "ccccc-rrrr-nnn.zip" を解凍すれば "ccccc-rrrr-nnn.xml" を抽出できます。
ここで

ccccc ：市区町村コード(5桁)

rrrr ：登記所コード(4桁)

yyyy ：データ年度(4桁)

nnn ：地図通番(1～3桁)
同じ XMLファイル名であっても、例えば「2024年度版データ」と「2025年度版データ」では異なる地域の地図のデータになっていることがあります。（ファイル名のうち「地図通番」は単なる通し番号なので年度によりズレることがある。）
"ccccc-rrrr-search-list.csv" を閲覧するかわりに、表2 の登記所備付地図ビューアのウェブサイトで "ccccc-rrrr-nnn.xml" を探すこともできます。但し、ウェブサイトが取得した地図データのデータ年度を確認する必要がある場合があります。
地図XMLファイルには「公共座標系」のデータと「任意座標系」のデータがあります。「公共座標系」は国内の19地点のいずれかを原点とした平面直角座標系であるので、緯度・経度に変換可能でウェブ地図等に重ねることができます。一方、「任意座標系」では座標原点の緯度・経度が示されておらず、また（距離単位はメートルで方位はほぼＸ＝北、Ｙ＝東であることが多いようですが）、距離単位・方位とも明確には規定されていないため緯度・経度への変換は困難です。
「任意座標系」の地図XMLファイルでは地図番号で示される図郭ごとに座標系が異なり、隙間を設けて配置（割れた皿の破片を隙間を空けて並べたような配置）されていることが多いです。（全ての図郭が同一座標系になっており隙間無く配置されている任意座標系の地図XMLファイルもあります。）

【参考】おもな登記所備付地図ビューアのウェブサイト

表2. おもな登記所備付地図ビューアのウェブサイト
ビューア名	運営者	機能概要
公図ビューア	(株)ガンマソフト	地図XMLデータの図面を表示
MAPPLE法務局地図ビューア	マップルラボ	公共座標系の地図XMLデータをウェブ地図にマッピング。任意座標系の地図XMLデータは図面を表示
BizXaaS MaP 登記所備付地図ビューア	NTTデータ	公共座標系の地図XMLデータをウェブ地図にマッピング。任意座標系の地図XMLデータは図面を表示
登記所備付地図データ用 XML Viewer	Geolonia	公共座標系の地図XMLファイルをドラッグ＆ドロップでウェブ地図にマッピング

【生成された SVG ファイルの利用について】

そのままブラウザで閲覧することができます。
汎用エディタ等で <svg>～</svg> 部分をHTMLファイルへ挿入することによってHTMLで埋め込み画像として利用することができます。
Microsoft Word/Excel/PowerPoint やそれらの互換ソフト（LibreOffice Writer/Calc/Impress など）の文書ファイルへドラッグ＆ドロップで貼り付けできます。これらから直接エクスポートしたり、CubePDF 等の仮想プリンタに印刷することなどにより、PDFファイルに変換できます。
ベクタードローソフト（Inkscape や LibreOffice Draw など）などで読み込むことができます。ここから PNG や PDF など様々な画像形式のファイルに変換できます。
SVG ファイルをオンラインで PDF ファイルに変換するウェブサイトがいくつかあります。

【本ソフトウェアのアンインストール】

アンインストールは MojXml2Svg フォルダをまるごと削除します。
MojXml2Svg はレジストリを使っていません。
C:\Users\(user_name)\AppData\Roaming フォルダなども使っていません。

【本ソフトウェアで利用しているオープンソースソフトウェア】

MojXml2Svg.exe のビルドでは、下記のオープンソースソフトウェアの一部をソースコードに埋め込む、もしくはスタティックライブラリを(静的)リンクしています。

名称	ライセンス形式		開発者	getHttpZipでの用途	利用形態
libguess (Gauche)	BSD-3-Clause	permissive	Shiro Kawai	SJIS/UTF-8判定	ソースコード部分埋込み
libzip	BSD-3-Clause	permissive	Dieter Baron Thomas Klausner	ZIPの展開	スタティックライブラリ
zlib	zlib License	permissive	Jean-loup Gailly Mark Adler	libzip で使用	スタティックライブラリ

※個々のライセンス条項は LICENSE_oss.txt を参照してください。

【本ソフトウェアについて】

本ソフトウェアは Win32 API を用いた 32bitアプリケーションです。
Microsoft Visual Studio Community 2022 に添付されている
- rc.exe (Microsoft ® Windows ® Resource Compiler)
- cl.exe (Microsoft ® C/C++ Optimizing Compiler & Incremental Linker)
- mt.exe (Microsoft ® Manifest Tool)
- Windows SDK のヘッダファイル(.h)とインポートライブラリ(.lib)
を使ってビルドしております。
Win32 API を使っているだけなので Windows デスクトップ環境で動作するはずです。
（当然ですが、64bit Windows でも WOW64 で問題なく動作します。）
実際の動作確認は Windows 11 (64bit) だけで、それ以外の環境では行っておりません。

【著作権および免責事項】

本ソフトウェアおよび本取扱説明書に関する著作権はすべて作者(KinJ)が保有します。
本ソフトウェアを使用した上で生じた如何なる損害（一次的、二次的に関わらず）について作者(KinJ)は一切の責任を負いません。
本ソフトウェアの保守を行う義務を作者(KinJ)は負いません。
利用者からのバグ報告、要望、質問等について、受信、確認、検討、回答する義務を作者(KinJ)は負いません。
本ソフトウェアはフリーウェアです。個人・法人に限らず利用者は無料で使用することができます。
本ソフトウェアの配布や導入による対価で利益を得る行為（商用利用）は禁じます。
製品名などは（商標マーク・登録商標マークの有無にかかわらず）各社の商標・登録商標です。
この文書の内容およびソフトウェアの意匠、仕様は、予告なしに変更されることがあります。

【更新履歴】

1.00 (2025/08/10): ・初版公開

MojXml2Svg.exe	：実行ファイル
MojXml2Svg.ini	：設定ファイル
MojXml2Svg_help.htm	：このソフトウェア取扱説明書
readme.txt	：はじめにお読みください

ccccc	：市区町村コード(5桁)
rrrr	：登記所コード(4桁)
yyyy	：データ年度(4桁)
nnn	：地図通番(1～3桁)