作曲活動を再開して一発目のお仕事、本当に感謝でいっぱいです。
さて、このゲーム「おとめゲー」です。
曲の依頼を受けた時もそう聞きました。
しかし・・・。
実際は「香港ノワール」系、ハードボイルドプンプンの女性が主人公の作品なのです。
でっ、この「香港ノワール」系が今回の作曲のキーポイントで当初、お恥ずかしながら存じ上げませんでした。
Kellyさんより頂いた資料によりこの「香港ノワール」系を知ったのですから。
(Kellyさん「今回の曲、中華系にしますか?」とか言って、ゴメンなさい)
今回、4曲を担当させて頂きました。
当初は「オープニング」「最終決戦」「エンディング」の3曲でした。
まず「モチーフ」から取り掛かり「最終決戦」を作りました。
データを送った後Kellyさんの返信に「塩生節」の文字を見たときほっとしたと同時に、私も涙腺が緩んでしまいました。
その後も「エンディング」「タイトル」と行くのですが「タイトル」でちょっと待ったが・・・。
乗りすぎたせいかタイトル曲がド派手すぎてKellyさんからイエローカード。
急遽、静目の曲を作成し、OK!を頂きました。
この元・タイトル画面曲は予告編第2弾と冒頭のクラブのシーンで使ってもらいました。(Kelly注:この曲はRed Spiderです。リマスター版では使用していませんがサントラには収録されています)
わたくし、さらっと流れを書いてますが、今回に至るまでの間にどれだけKellyさんにお世話になったかわかりません。
この場をお借りしてお礼を、そして、今回この作品に触れる機会が出来た皆さんにもお礼を。
今後も「塩生節」が皆さんの心の中にお届け出来るよう作曲活動頑張っていきますので応援よろしくお願いしますね。
では「紅蜘蛛 / Red Spider」ごゆっくりご堪能下さい。
今回登場する中で一番好きな人物は、私的には、來です。まだ、本編をやる前にこれを読んでくださっている方のために、あまり詳しくは話せないのですが、越児に対する細かい心配りや、過去の繋がりからの心情、普段の皆に対する受け答え等、「こんな自分だったらモテんだろーな」と思いました。
周りを取り巻く者は越児以外皆男ですが一番バランスの取れた男ではないでしょうか。
心にぐっと来たセリフは最後來が「石蒜、そんなこと、永孝は望んでないぞ」と言った言葉を回想するシーンの下り。
詳しくは本編で。
今回色々な皆さんに塩生を知って頂き今後も「塩生節」で感動して頂けるよう日々勉強して行きたいです。
今後の活動どうぞ応援宜しくお願いします。
塩生康範
制作応援ver.をお買い上げ/もしくはアンケートにご回答いただきありがとうございます。大変励みになります。
2018年にシリーズ完結作「紅蜘蛛3/Red Spider3」をフルボイス化してから新シリーズの構想にとりかかりました。香港を舞台にシンガーソングライターのテレサを中心とした男女混成の5人のメンバーで様々な事件を解決していくという内容を予定していましたが、香港にとても悲しいことが起こってしまい、ショックを受けた私はストーリーの続きが書けなくなってしまいました。
時々気を奮い立たせては書き直していたのですがどうしても筆が進まずずっと作業が止まっていた私が2023年に見つけたのは紅蜘蛛シリーズを新たに知って絶賛してくれたファンのコメントでした。
彼女のコメントに元気づけられ、ようやく新作を作る気力が湧いてきました。ただ課題はもうひとつありました。旧シリーズは読む人が自由に想像しながら読めるように抽象的なグラフィックでしたが、残念ながらそのグラフィックが原因で尻込みされることが多いことも感じてきました。
その為新作を作るのであればグラフィックをある程度詳細なものにしなければいけないと思っていました。ですが私には絵心がない為キャラクターの絵を作るのは大変でした。
幸いAI描画で背景を作ることが容易になり、また、3Dアバター制作ツールでキャラクターの絵も作れるようになりました。ですが今度はそのキャラクターと背景を組み合わせた大量の画像をたったひとりで作ることができるのだろうかというのが懸念事項でした。
そこで私はまずとても短い作品を試しに作ってみることにしました。それが「紅蜘蛛外伝:暗花」です。
どうにか完成させた「紅蜘蛛外伝:暗花」は幸い好評でした。その為私は紅蜘蛛シリーズをもっとたくさんの人に読んでもらう為に、旧作をリメイクする決意をしたのです。
リマスター版制作にあたっては、一番心残りだった、シリーズを通してボイスのメインキャストが統一されていない点を解消するのが大きな目標となりました。
既に連絡がとれないボイスキャストの方も大勢いる中、旧作キャストや新規キャストの方にご協力いただき、どうにかリマスター分は全てのボイスを統一することができそうです。
そして「紅蜘蛛外伝:暗花」の制作中に、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」との出会いもありました。香港映画はまだまだ死なない、と力強く宣言するこの作品は私を勇気づけてくれました。
私だけでなく、見た人みんなを勇気づけてくれる作品だと思います。20年に1本レベルの大傑作ですので是非ご覧ください。
厳しい情勢が続きます。それでも希望を捨てずに、ひとまずはリマスター版を一通り完成できるよう引き続き頑張って行こうと思います。
どうぞ引き続きお付き合いください。
studio wasp Kelly