Complete Score
Generator Manual

Professional Score Generator — Ban.Tai v1.3.2
A4 / B5 score layout  |  SVG output  |  Piano and staff styles  |  6 clef types
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▸ 目次 CONTENTS

アプリ概要

Overview

このアプリについて

本アプリケーションは、Windows用デスクトップアプリです。A4・B5サイズの楽譜(五線紙)を お好みの設定で作成し、SVGベクター形式で保存・印刷することができます。 インストーラー(Setup.exe)を実行するだけで、すぐにご利用いただけます。

主な機能

  • 用紙サイズ A4・B5、縦(Portrait)・横(Landscape)に対応
  • 通常譜(単一五線)・ピアノ譜(グランドスタッフ・波括弧連結)の2タイプ
  • 音部記号 6種類(ト音・ヘ音・ハ音アルト・ハ音テナー・打楽器・なし)
  • 1〜16段の段数をプルダウンで選択、自動精密寸法計算機能
  • SVGベクター形式で保存(無劣化・どんなサイズにも拡大可能)
  • 印刷ダイアログからPDF出力にも対応
  • ゴールド×ブラックの高級感あるUIデザイン

動作環境

項目推奨・必要条件
OSWindows 10 / 11(64ビット)
インターネットライセンス認証時・初回フォント読み込み時のみ
インストールSetup.exe を実行するだけ(管理者権限不要)
空きディスク400MB 以上

起動・終了

Launch & Quit

起動方法

  1. デスクトップの「楽譜作成メーカー」をダブルクリック(またはスタートメニューから起動)
  2. スプラッシュ画面が表示される(アイコン・タイトル・バージョンバッジ)
  3. 4秒後に自動でメイン画面へ移行。または画面クリックで即スキップ
  4. コントロールパネル(左)と楽譜プレビュー(右)が表示され、操作開始
💡 Tip:スプラッシュ画面はクリックで即スキップできます。

終了方法

  1. 右上の「終了」ボタン、または左パネル下部の「終了」ボタンをクリック
  2. 確認ダイアログが表示:「アプリを終了しますか?」
  3. 「終了する」でブラウザタブを閉じる。「キャンセル」で操作を続ける
⚠️ 注意:保存していないSVGデータは終了すると失われます。必ず先に保存してください。

画面構成

Screen Layout

左パネル(コントロール)

  • ヘッダー:Ban.Tai ロゴ・アプリ名・バージョンバッジ・終了ボタン
  • 用紙設定カード:用紙サイズ(A4/B5)・向き(縦/横)
  • 譜面スタイル設定カード:譜面タイプ・ページ構成・音部記号
  • 精密寸法設定カード:段数セレクト・自動/手動モード・各寸法値
  • 操作ボタン:SVGデータを保存・印刷/PDF出力・終了
  • LAYOUT RESULT(フッター):現在の設定値・段数・バージョンを表示

右エリア(プレビュー)

  • リアルタイムSVGプレビュー(設定変更のたびに自動更新)
  • ドット柄ダーク背景で楽譜が映えるデザイン
  • 右下にズームパネルが浮遊表示(5%〜500%スライダー)
  • ズームパネルはドラッグで画面内を自由に移動可能

用紙設定

Page Settings
設定項目選択肢・詳細
用紙サイズ A4:210 × 297 mm(国際標準・最も一般的)
B5:182 × 257 mm(ノートサイズ・携帯に便利)
向き 縦(Portrait):一般的な楽譜形式。ソロ・室内楽に最適
横(Landscape):横長形式。合唱・オーケストラ・複数パート記譜に便利
💡 Tip:設定変更と同時にプレビューが更新されます。印刷前に必ずズームで全体を確認してください。

譜面スタイル設定

Staff Style

譜面タイプ

タイプ説明・用途
通常譜
Single
単一の五線譜。独奏楽器・声楽・メロディー記譜に使用。
音部記号はドロップダウンで自由に選択できます。
ピアノ譜
Grand Staff
上段(ト音記号)+下段(ヘ音記号)の2段組。
波括弧「{」で左端を連結し、左右に太い縦線を配置。
両手ピアノ・鍵盤楽器・ハープに最適。
※ピアノ譜選択時は音部記号の個別変更は不可。

ページ構成

構成内容
第1ページ
(下線あり)
ページ中央上部にタイトル記入用の横線を配置。
下線と最初の段の間に十分な空白(音符記入スペース)を確保。
曲名・作曲者名を手書きで記入できます。
第2ページ以降 タイトル下線なし。余白を最小限にして最大段数を配置。
続きのページ・練習用の追加ページに使用。

音部記号(全6種)

Clef Types
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ト音記号

Treble Clef(G Clef)
第2線=G音
ヴァイオリン・フルート・ギター・声楽(ソプラノ・アルト)

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ヘ音記号

Bass Clef(F Clef)
第4線=F音(:が第4線をまたぐ)
チェロ・コントラバス・ファゴット・左手ピアノ

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ハ音記号
アルト譜

Alto Clef(C Clef)
第3線=中央ハ(C4)
ヴィオラ専用の記号

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ハ音記号
テナー譜

Tenor Clef(C Clef)
第4線=中央ハ(C4)
チェロ高音域・テナー声部

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打楽器記号

Percussion Clef
縦2本線のシンボル
音高のない打楽器(ドラム・打楽器アンサンブル)

印字なし

音部記号を省略。
無地の五線譜。
汎用・メモ・スケッチ用途に

💡 Tip:ピアノ譜(Grand Staff)選択時は音部記号の変更はできません。上段:ト音、下段:ヘ音に固定されます。

精密寸法設定

Precision Settings

段数の選択(1〜16段)

プルダウンメニューから1段〜16段を選択します。段数を変更すると、 モードに応じて寸法が自動または手動で更新されます。

自動設定モード 推奨

自動設定 ボタンが有効な状態です。段数を選ぶだけで、 線間隔・段落間隔を自動計算してページ全体にぴったり均等配置します。

  • 計算式:GAP_RATIO=1.5(段間隔 = 線間隔の1.5倍)で最適化
  • 線間隔・段落間隔の入力欄はグレーアウト(表示のみ・自動更新)
  • ピアノ譜の場合は上下段間隔(innerGap)も考慮して計算
  • 用紙サイズ・向き・ページ構成に応じて自動的に再計算

手動設定モード

手動設定 ボタンをクリックして切り替え。各寸法を個別に細かく調整できます。

設定項目範囲説明
線の間隔 1.0〜10.0 mm 五線の線と線の縦間隔。音部記号のサイズも連動して変化します。
段落の間隔 2.0〜100.0 mm 段と段の縦方向の空白。音符・臨時記号を書き込むスペースです。
線の太さ 0.05〜0.5 mm 五線の線幅。標準は0.15mm。細すぎると印刷時に薄くなります。
ピアノ上下段の間隔 8.0〜80.0 mm グランドスタッフ専用。上段・下段の縦間隔。標準は15.0mm。
⚠️ 注意:段数が多すぎて用紙に収まらない場合はエラーメッセージが表示されます。段数を減らすか線間隔を小さくしてください。

ズーム・プレビュー操作

Zoom & Preview
  • 右下のズームパネル(スライダー)で 5%〜500% の範囲でズーム調整
  • ズーム数値(%)がリアルタイムで右側に表示
  • ズームパネルは ドラッグで画面内を自由に移動 できます(邪魔な場所から退避可能)
  • 設定変更のたびにプレビューが 即座に自動更新
  • プレビューエリアはスクロールで全体を確認できます
💡 Tip:細かい音部記号の位置確認は200〜400%にズームアップして確認しましょう。

保存・印刷

Save & Print

SVGデータを保存

  1. 左パネルの「SVGデータを保存」ボタンをクリック
  2. ファイル名:楽譜五線紙作成メーカー_v1.3.2.svg でダウンロード
  3. ベクター形式のため、どんなサイズに拡大・縮小しても劣化なし
  4. Adobe Illustrator・Inkscape(無料)等で追加編集も可能
💡 SVGの強み:A4で作成したSVGをA3やA2に拡大印刷しても、線がギザギザにならず美しく印刷されます。

印刷・PDF出力

  1. 左パネルの「印刷/PDF出力」ボタンをクリック
  2. ブラウザの印刷ダイアログが開く
  3. 「PDFとして保存」を選択するとPDFファイルとして保存できます
  4. 印刷設定で「実際のサイズ」または「用紙に合わせる」を選択
💡 注意:印刷時はバージョン番号・コントロールパネルは自動的に非表示になります(印刷専用CSSが適用)。

活用例・推奨設定

Use Cases

🎹 ピアノ練習用

  • A4 縦
  • ピアノ譜(Grand Staff)
  • 自動設定・6〜8段
  • 上下段間隔:15mm

🎻 ヴァイオリン用

  • A4 縦
  • 通常譜・ト音記号
  • 自動設定・10〜12段

🎸 チェロ用

  • A4 縦
  • 通常譜・ヘ音記号
  • 自動設定・10段

🎼 ヴィオラ用

  • A4 縦
  • 通常譜
  • ハ音記号(アルト・第3線)
  • 自動設定・10段

🎤 合唱用

  • A4 横(Landscape)
  • 通常譜・ト音記号
  • 自動設定・8〜10段

🥁 打楽器用

  • A4 縦
  • 通常譜・打楽器記号
  • 自動設定・12段

✏️ 作曲スケッチ

  • A4 縦
  • 通常譜・印字なし
  • 自動設定・12〜16段

🎵 テナー声部用

  • A4 縦
  • 通常譜
  • ハ音記号(テナー・第4線)
  • 自動設定・10段

よくある質問

FAQ
音部記号が文字化けして表示されない
インターネット接続を確認してください。Google Fonts の「Noto Music」フォントが読み込まれていないと音楽記号が表示されません。接続後にページを再読み込みしてください。
ピアノ譜で音部記号を変更できない
グランドスタッフ(ピアノ譜)は上段ト音記号・下段ヘ音記号に固定されています。音部記号を変更したい場合は「通常譜(Single)」を選択してください。
段数を多くするとエラーが表示される
用紙サイズと線間隔に対して段数が多すぎます。段数を減らすか、手動設定モードで線間隔を小さくしてください。自動設定モードでは段数の上限内で自動調整されます。
SVGファイルをWordやExcelに貼り付けできない
Inkscape(無料)でSVGを開き、PNG形式でエクスポートしてからWord/Excelに貼り付けてください。または、ブラウザ印刷でPDF化してから利用する方法もあります。
印刷すると楽譜が小さい・余白が大きい
ブラウザの印刷設定で「実際のサイズ(100%)」または「用紙に合わせる」を選択してください。ブラウザによってデフォルトの拡大率が異なります。
第1ページと第2ページを両方印刷したい
ページ構成を「第1ページ」で設定・保存し、次に「第2ページ以降」で設定・保存することで、2種類のSVGファイルを用意できます。それぞれ印刷してください。
ハ音記号(アルト・テナー)の線の位置は正しい?
アルト譜は第3線が中央ハ(C4)、テナー譜は第4線が中央ハ(C4)に設定されています。記号の中央線が該当する五線上に正確に配置されます。
ズームパネルが邪魔な位置にある
ズームパネル左端のドットアイコン(⠿)をドラッグすることで、プレビューエリア内の任意の位置に移動できます。