WEMSWP説明書

ソフトの概要

PC の音楽ファイルを WASAPI 排他モード等で再生します

デコーダー(レンダラー)として以下が使用可能です

注意点

作者への連絡先
メールアドレス
integrate@hotmail.com

ご感想やバグなどの情報はこちら

取り扱い種別
フリーソフト
本ソフトウェアを使用することによって起きた損害等について、作者は責任を負いかねます
予めご了承の上、ご使用ください
動作環境

Windows10(64bit版)または Windows11

物理メモリ:16~64GB 以上

本ソフトウェアはインメモリ方式の音楽再生アプリケーションです

  • 楽曲の音声データをすべてメモリに展開してから処理や再生を試みます
  • 利用可能なメモリが少ない場合、音声を再生できません
  • メモリ使用量は「音声データの大きさ」や「音声の処理」によります

    例:アップサンプリングを伴う 16~32bit 音声の再生時

    メモリ使用量の目安(GB)再生時間(分)
    1.5361224364860
    出力音声のサンプリング周波数(Hz)441000.40.50.71.22.13.14.05.0
    480000.40.50.81.32.33.34.45.4
    960000.50.81.32.34.46.48.511
    1920000.81.32.34.48.5131721
    3840001.32.34.48.517253442
    7680002.34.48.51734506783

    ※再生時間が長く、ハイレゾである音声ほど、メモリの使用量が多くなります

利用可能なメモリ(物理メモリの空き)について

  • Windows のタスクマネージャー(パフォーマンス/メモリ)で確認することができます
  • 利用可能なメモリは、PC の物理メモリだけでなく、使用中のメモリによっても増減します
OS、配布ファイル以外に必要なソフト

なし

インストール・アンインストール方法
インストール
ZIPファイルを適当なディレクトリに展開します
アンインストール
展開したディレクトリごと削除します
ファイル構成
使用方法
  1. Wemswp.exe を起動します
  2. 音楽ファイル(またはプレイリスト)をドラッグ&ドロップします
メニューの表示
画面上でマウス右ボタンをクリックします
Configuration

設定を確認/変更することができます

Reset
  • Wemswp.exe が使用するデバイスやファイルが再スキャンされます
  • 設定(Configuration)が初期値にリセットされます
Device

音声の出力先となるデバイスを選択します

  • 名前の先頭に W: が付いているものは WASAPI のデバイスです
  • 名前の先頭に A: が付いているものは ASIO のデバイスです

ASIO のデバイスはデフォルトでは表示されません

  • メニュー「ASIO support」を選択し、チェック状態としてください
Volume assist

以下の手法を利用して、音の大きさの調整を試みます

None

音の大きさを調整しません

Peak normalization

楽曲に含まれる最も強い音声信号に基づいて、音の大きさを正規化します

ご注意

  • 強い音声信号を含まない楽曲は、音の大きさが顕著に増幅されます
  • 強い音声信号を含む楽曲は、音を大きくすることができません
  • 音が大きくなると、音に含まれるノイズが目立つようになります
  • 1bit 音声に適用した場合、音声の形式が変わります

Reset(デフォルト設定)

  • 相対的な大きさを維持しつつ、音の大きさが最大化されます
オプション
Target peak level
音声信号の最大振幅の目標値(%)
値を変更すると、音の大きさが変わります
Compression

音の大きさを圧縮して、音の大きさの差を小さくします

ご注意

  • 音の劣化は大きめです(必要時以外の適用は推奨されません)
  • 音の聴感が平坦になります
  • 本ソフトウェアの場合、物理的な音の大きさで調整されるため、人が感じる音の大きさと一致しないことがあります
  • 音の大きさの変化に先行や遅行が生じるため、音の大きさが急激に変化する前後では不自然な聴感になります
  • 音が大きくなると、音に含まれるノイズが目立つようになります
  • 全体的に音が小さくなってしまう場合もあります
  • 1bit 音声に適用した場合、音声の形式が変わります

Reset(デフォルト設定)

  • CD からリッピングしたクラシック音楽の小さな音を聴こえやすくします
オプション
Threshold
大きな音と小さい音の境界となる音の大きさ(‰)
Downward compression
Threshold より大きい音の圧縮率(%)
値が大きいほど、大きな音が小さくなります
Upward compression
Threshold より小さい音の圧縮率(%)
値が大きいほど、小さい音が大きくなります
Maximum amplification
小さい音の最大増幅率(%)
微小な音が大きくなり過ぎるのを抑制します
Cell size
窓関数の有限区間(milliseconds)
値が大きいほど、音の大きさの時間的変化が滑らかになりますが、タイムラグが時間的に拡大します
Time lag balance
タイムラグのバランス(%)
値を小さくすると、未来の音の影響が減りますが、過去の音の影響が増えます
Loudness type
音の大きさの計算方法
ARV(average rectified value)または RMS(root mean square)
Peak normalization
「On」 の場合、追加で Peak normalization を適用します
Loudness normalization
楽曲の音の大きさの平均値に基づいて、音の大きさを正規化します

ご注意

  • 本ソフトウェアの場合、物理的な音の大きさで調整されるため、人が感じる音の大きさと一致しないことがあります
  • 音の大きさが変動する楽曲に適用すると、大きな音が更に増幅され、非常に大きな音になる場合がありますので、最初から最後まで音の大きさが同じであるような楽曲に適用してください
  • 音が大きくなると、音に含まれるノイズが目立つようになります
  • 音が過度に大きくなると、大きな音に歪みが生じます
  • 1bit 音声に適用した場合、音声の形式が変わります

Reset(デフォルト設定)

  • 一般的な歌謡曲の試聴に適している(と思われる)音の大きさに調整されます
オプション
Loudness type
音の大きさの計算方法
ARV(average rectified value)または RMS(root mean square)
Target loudness level
音の大きさの平均の目標値(‰)
値を変更すると、音の大きさが変わります
Resample

サンプリング周波数に関する設定です

Share

WASAPI 共有モードで再生します

  • サンプリング周波数は Windows のサウンド設定によります
  • 共有モードでは Windows のイコライザー等が利用可能です(事例

ASIO のデバイスを選択時は(共有/排他のモード区別がないため)表示されません

Auto

リサンプルせずに再生を試みます

  • WASAPI のデバイスを選択時は排他モードで再生します
  • リサンプルが必要な場合は 16~32bit 音声(最高のサンプリング周波数)で再生します
32000~768000

16~32bit 音声(選択したサンプリング周波数)で再生します

  • WASAPI のデバイスを選択時は排他モードで再生します
D64~D512

1bit 音声で再生します

選択サンプリング周波数(Hz)
D6464 x 44100 = 2822400
D128128 x 44100 = 5644800
D256256 x 44100 = 11289600
D512512 x 44100 = 22579200

  • WASAPI のデバイスを選択時は排他モードで再生します

CPU の性能によりますが、1bit 音声へのリサンプルは処理時間が長めです

  • Core i3-4160 で10分の曲を変換する場合、30秒(D64)~ 240秒(D512)です

本ソフトウェアのリサンプラーが生成する 1bit 音声は SACD 規格の推奨事項が保証されておらず、対応できないデバイスでは音割れなどの障害が発生する可能性があります

  • DSD(DFF/DSFファイル)を生成するための厳密なマスタリング方法については、DSD を生成する製品を提供している音響機器メーカーに、お問い合わせください

ご注意

  • 本ソフトウェアのリサンプラーには音が劣化する副作用があります
  • サンプリング周波数に応じて、音の大きさや聴感が変化するデバイスがあります
  • リサンプルを伴う再生では、メモリ不足エラー(out of memory)が発生しやすくなります
  • WASAPI のデバイスを選択時、1bit 音声は DoP 方式で出力されます(DoP 方式に対応していないデバイスでは音声が正しく再生されません)
FFmpeg

再生可能な音楽ファイルの種類が増えます

導入手順

以下を Wemswp.exe と同じディレクトリにコピーします

ffmpeg.exe(および DLLファイル)
  • 公式サイトにダウンロードサイトへのリンクがあります
  • 必要なファイルはアーカイブの bin ディレクトリにあります(無い場合、DLLファイルは必要ありません)
Fluidsynth / Sound font 1~3

音楽ファイル(拡張子:mid, smf)の再生が可能になります

導入手順

以下を Wemswp.exe と同じディレクトリにコピーします

fluidsynth.exe および DLLファイル
  • github より Windows(x64)版をダウンロードします
  • 必要なファイルはアーカイブの bin ディレクトリにあります
サウンドフォント(拡張子:sf2)
サウンドフォントの情報
ライセンス確認の必要性

サウンドフォントの中には著作権が消滅しておらず、自由に使用できないものがありますので、ライセンスの詳細を追跡する必要があります

  • 他の著作物をミックスしているもの
  • 二次利用の際に著作権の明示義務があるもの
  • 改変、商用利用、再配布が禁止されているもの
  • 商品の一部として提供されており、商品と共用が前提であるもの
  • 著作権が別の法人に移転しているもの
  • ライセンスの規約が更新されているもの

原音に至るまでの全ての著作権者の許諾が必要です

サウンドフォントの例
8MBGMSFX.SF2(別名:CT8MGM.SF2)
  • 1996年 © E-mu Systems
  • 標準的なGMサウンドフォント
MagicSFver2.sf2
Arachno SoundFont - Version 1.0.sf2
Sound font 1~3

使用するサウンドフォントを選択します

  • 音源は「Sound font 1 → 2 → 3」の優先順で使用されます

    最優先で使用したいサウンドフォントを「Sound font 1」に、不足している音源を穴埋めするためのサウンドフォント(良く分からない場合は Arachno SoundFont など)を「Sound font 2~3」に選択します

  • 使用するサウンドフォントが 1 つの場合は「Sound font 1~3」に同じサウンドフォントを選択してください
ご注意
サウンドフォントはMIDIデータに適合するものを使用します

適合しない場合、以下のように聴こえる可能性があります

  • 無音
  • ノイズ音
  • 正しくない楽器音

MIDIデータはGM(特に Level 1)準拠であることが推奨されます

Roland MIDI音源(SC-55mkⅡ相当)用 MIDIファイルが再生できない場合
  1. GM2 コンバータ for Windows を入手します
    • インストールは管理者権限で実行する必要があるかもしれません
    • スタートメニューでの名前は「GSXGGMコンバーター」になります
  2. MIDIファイルを変換(GS → GM Level2)します
    • 変換に伴い、MIDIデータに差異が生じる可能性があります
Fluidsynth の制限事項

相性がよろしくないサウンドフォントがあります

  • バージョンによりますが、再生に失敗することがあります
  • 見つけた場合は使用しないでください

楽曲の最後に長い無音時間を生じる場合があります

  • MIDIデータの最後に All Sound Off が無い場合、サウンドフォントに設定されているリリース(音が自動消滅するまでの時間)が長い、または残響(リバーブなど)の持続時間が長い、などの原因で発生するとのことです

正常に動作しないバージョンがあります

  • 最新バージョンの利用が基本的に推奨されますが、不具合がある場合は旧バージョン(2.4.1以降)をご利用ください

本ソフトウェアは Chorus を無効化します

  • バージョンによりますが、音の聴感がよろしくないと感じるため
  • それ以外については Fluidsynth のデフォルト設定でレンダリングされます
WinFMP / PMDWin / PPS / SSG+RHY
WinFMP

音楽ファイル(拡張子:ovi, opi)の再生が可能になります

導入手順

以下を Wemswp.exe と同じディレクトリにコピーします

WinFMP.dll
  • 公式サイトにダウンロードページへのリンクがあります
  • WinFMP052.zip をダウンロードします
  • 必要なファイルはアーカイブの x64 ディレクトリにあります
  • WinFMP.dll.256 を使用したい場合は、ファイル名を WinFMP.dll に変更してからご使用ください
  • Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x64 版)が PC にインストールされている必要があります
PDZFZ8XWin.dll(拡張子が ozi の音楽ファイルの再生にトライしたい場合)
  • 公式サイトにダウンロードページへのリンクがあります
  • PDZF / Z8X for Windows Ver.2.0.1 をダウンロードします
  • 必要なファイルはアーカイブの Release/x64 ディレクトリにあります
PMDWin

音楽ファイル(拡張子:m, m2, mz)の再生が可能になります

導入手順

以下を Wemswp.exe と同じディレクトリにコピーします

PMDWin.dll
  • 公式サイトにダウンロードページへのリンクがあります
  • PMDWin052.zip をダウンロードします
  • 必要なファイルはアーカイブの x64 ディレクトリにあります
  • PMDWin.dll.256 を使用したい場合は、ファイル名を PMDWin.dll に変更してからご使用ください
  • Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x64 版)が PC にインストールされている必要があります
PPS / SSG+RHY

リズムの演奏方法(PMDWin)の設定です

PMD 内蔵 SSG ドラムのみを演奏したい(デフォルト)
  • PPS と SSG+RHY をアンチェックしてください

※ PMDWin に慣れていない方は、この設定が推奨されます

PPS ファイルを演奏したい
  • PPS をチェックしてください
  • PPS ファイルが必要です
OPNA(YM2608)リズム音源を演奏したい
  • SSG+RHY をチェックしてください
  • OPNA(YM2608)リズム音源ファイルが必要です
リズムを使用している曲なのに、リズムが聴こえない場合

例えば、以下のどちらかに該当しており・・・

  • PPS をチェックしたが、音楽ファイルが PPS ファイルを使用していない
  • PPS をチェックし、音楽ファイルが PPS ファイルを使用しているが、PPSファイルが無い

・・・そのとき、更に以下のどちらかに該当している場合などが考えられます

  • SSG+RHY をアンチェックした
  • SSG+RHY をチェックしたが、OPNA(YM2608)リズム音源ファイルが無い

その他

ファイル検索パス
OPNA(YM2608)リズム音源ファイル
Wemswp.exe と同じディレクトリ
PCM ファイル(拡張子:PPC, PPS, P86, PVI, PZI)
音楽ファイルと同じディレクトリ
これらのファイルを読み込めない場合
  • 本ソフトウェアは(読み込み失敗を無視して)強制的に再生を試みます
  • 読み込めなかったファイルの音は再生されません

本ソフトウェアについては上記の仕様により、 WinFMP や PMDWin を使用時、本来の音で再生されない可能性がある点に、ご留意ください

WinFMP / PMDWin の設定のうち、デフォルトを上書きしているもの
  • 音声はサンプリング周波数 44100 Hz で出力されます
  • FM 音源は 55 kHz で合成処理されます
  • SSG 以外の音量はデフォルト設定よりも若干小さめに調整されます(PMDWin)
  • PPZ8 パートで一次補間を行います
  • PMD の PPS, P86パートで一次補間を行います(PMDWin)
  • PPS および SSG+RHY の ON/OFF(PMDWin)
音楽ファイルの(ディレクトリパスを含む)ファイル名には ANSI 文字のみ使用可能です
  • 非 ANSI 文字が含まれている場合、本ソフトウェアは再生を試みません
  • Windows の使用言語が日本語に設定されている場合、一般的な日本語文字は使用可能と思われます
相性がよろしくない音楽ファイルがあります
  • 再生時間が非常に長くなったり、再生に失敗することがあります
  • 他のソフトウェアをお試しください(再生できる場合があります)
Gapless

チェックすると、再生キューの全楽曲を結合してから再生します

  • デコード後の音声の形式が同じでない場合はエラーとなります
  • メモリの使用量が非常に大きくなる可能性があります
    • 必要時以外の適用は推奨されません
    • 空きメモリ不足により、再生の失敗が発生しやすくなります
    • 再生キューの楽曲はできるだけ少数としてください
  • 楽曲に含まれる無音部分は削除(トリミング)されません
  • Volume assist は結合後の音声に対して適用されます(音の大きさが異なる楽曲を結合した場合、音の大きさの調整が難しくなります)
Cache

チェックすると、再生開始時に音声データが音楽ファイルとして保存されます

Wemswp.exe のディレクトリに保存されます
  • 同名ファイルが既存の場合は何もしません(上書き保存されません)
  • 必要に応じて他のディレクトリに移動(またはファイル名を変更)してください
  • 不要になったものは削除してください
  • パス(ファイル名やディレクトリパス)が長すぎる場合はエラーになります
音楽ファイルの形式は出力された音声によります
再生時の音声保存時の音声チャンクサイズファイル形式拡張子
16~32bit64bit float4GB未満RIFF waveform Audio Formatwav
4GB以上Sony Wave64 Audio Formatw64
1bit1bitDirect Stream Digital Interchange File Formatdff

音声データには Volume assist, Resample, Gapless の設定が適用されます

他形式(MP3 等)への変換機能は実装されていません

他のフリーソフト等をご利用ください

FFmpeg で MP3 に変換する例 ※cmd.exe に慣れている方(限定)
カレントディレクトリのみ
for %a in (*.wav *.w64 *.dff) do ffmpeg.exe -i "%a" "%~na.mp3"
カレントディレクトリ以下
for /R %a in (*.wav *.w64 *.dff) do ffmpeg.exe -i "%a" "%~dpna.mp3"

ffmpeg.exe は必要に応じて絶対(または相対)パス形式としてください

再生開始までの待ち時間を短縮できる場合があります

例えば、保存された音楽ファイルを以下の設定(Configuration)で再生してください

  • Device(保存時と同じもの)
  • Volume assist(None)
  • Resample(Auto)

再生開始までの待ち時間が長く、再生することが多い音楽ファイルについて、お試しください

  • 保存された音楽ファイルは、出力される直前の音声データであるため、ストレージから読み込み後、短い待ち時間で再生を開始することが可能です
  • 高倍率のアップサンプリングを適用してから保存すると、音楽ファイルのサイズが顕著に大きくなり、再生時にストレージからの読み込み時間が長くなります(そのようなケースでは、リサンプルせずに保存し、再生時にリサンプルする方が、再生開始までの待ち時間は短くなることもあります)
  • 保存された音楽ファイルを自動的に再利用する機能は実装されていません
CPU

音声処理の際に起動されるスレッドの最大数を選択します

  • 最大値は「CPU の論理コア数から 1 を減算した値」と 63 のうち、小さい方になります
  • 他のアプリケーションへの影響を低減したい場合は小さな値を選択してください

オプションのデコーダー(レンダラー)は、それらがデフォルトとするスレッド数で動作します

Scan music files

プレイリストを作成することができます

プレイリストの作成
  1. 検索するファイルの拡張子を「File extension」に追加(もしくは削除)します
  2. 「Add path to playlist name」をチェック(またはアンチェック)します
  3. 音楽ファイル(またはディレクトリ)をドラッグ&ドロップします
ファイルをドロップした場合
  • 1つのプレイリストに統合されます
  • プレイリスト名は作成日時に基づく名前になります
ディレクトリをドロップした場合

プレイリストはディレクトリ(およびサブディレクトリ)別に作成されます

親ディレクトリAdd path to playlist nameプレイリスト名
存在するアンチェックディレクトリ名
チェックパスに基づく名前
存在しない作成日時に基づく名前

Wemswp.exe のディレクトリに出力されます
  • 同名ファイルが既存の場合は上書きされます
  • 必要に応じて他のディレクトリに移動(またはファイル名を変更)してください
  • パス(ファイル名やディレクトリパス)が長すぎる場合はエラーになります
ソート順
  • Windows が規定とするルールにより昇順でソートされます
  • 音楽ファイルの名前に順番を表す文字を付与する場合は、同じ桁数の数字(01, 02, 03・・・など)を用いてください
プレイリストの仕様
  • 本ソフトウェアのプレイリストは M3U のサブセットです
  • 拡張子は m3u8(文字コードが UTF-8/BOMなし)です
  • Extended M3U はサポートされません
  • 以下のパスが含まれている場合、エラーとなります
    • URL
    • ディレクトリ
    • Windows 形式でない
    • 存在しない(またはアクセスできない)
    • 文字数が過度に多い
  • 他のアプリケーションのプレイリストは読み込みに失敗する場合があります
プレイリストの編集
  • Windows 付属のメモ帳をご利用ください
  • ファイル名は自由ですが、拡張子は .m3u8 とします
  • ファイルの種類は「すべてのファイル(*.*)」を選択します
  • エンコードは「UTF-8」を選択します(BOMなし)
Windows sound control
  • サウンドの詳細設定ダイアログ(Windows)が表示されます
  • ここではデバイス(WASAPI)の設定を確認(変更)することができます
    • 共有モードの音声形式(ビット数/サンプリング周波数)
    • 排他モードの許可
    • 既定(デフォルト)のデバイス
Home
  • 起動した Wemswp.exe が存在するディレクトリを Windows の Explorer で表示します
ASIO support

チェック(有効化)すると、ASIO デバイスがデバイス一覧に追加されます

  • ASIO のバージョンが 2 以上であるもの
  • 1 秒以内に初期化が完了するもの
  • PCM および DSD の両フォーマットに対応しているもの
  • 64bit で動作するもの
  • 最低限必要と思われる機能が実装されているもの

ASIO のデバイスをスキャン中は画面表示が最小化されます

本ソフトウェアとの相性がよろしくない ASIO ドライバーがあります

他の音楽再生アプリケーションをご利用ください

  • デバイス専用として提供されている公式な ASIO ドライバーは(本ソフトウェアにて使用できない場合であっても)利用者が多い著名なアプリケーションにおいて正常動作することが、開発元にて確認済であると思われます

本ソフトウェアの場合、マルチクライアントに対応している 最新の 64bit ASIO ドライバーが提供されている製品の利用が推奨されます

  • 簡易的な ASIO ドライバーは技術的な理由(スレッド間の排他処理が不完全、COMオブジェクトがスレッドローカルでない等)により、現在の Windows 環境においては重度の障害やアプリケーションとの相性問題が発生しやすいです
ASIO のデバイスを使用するアプリケーションを複数起動しないでください

ASIO のデバイスの中には、複数のアプリケーションから同時に使用された場合に(デバイスが解放されるかタイムアウト等するまで)処理をブロッキングするものがあり、ASIO のデバイスを使用するアプリケーションを複数起動すると、デバイスから応答があるまで、アプリケーションが長時間フリーズ状態になってしまう可能性があります

この問題を軽減するため、初期化が 1 秒以内に完了しない ASIO のデバイスについては、使用可能な状態ではないとして、本ソフトウェアはデバイスの使用を諦めることがあります

  • 初期化に時間がかかる ASIO のデバイスは、Configuration 画面の Device リストに表示されなかったり、Resample リストが空の状態で表示されたりします
  • もともと初期化に時間がかかる ASIO のデバイスについては(競合時でなくても)本ソフトウェアで使用できない可能性があります
使用しない ASIO ドライバーはアンイストールしておくことが推奨されます

本ソフトウェアの場合、PC にインストールされている ASIO ドライバーが多いほど、デバイスのスキャンに要する時間が長くなり、その間は本ソフトウェアが操作不能になります

ASIO ドライバーの中には、競合する他のドライバーを全てアンインストールしてから、使用するドライバーをインストールしないと、正常に動作しないものがあります

ASIO のデバイスの中には、タイムラグが大きいものがあります

ASIO のデバイスの中には、デフォルトの小さなダブルバッファーだけでなく、そのバックグラウンドにおいて固有の大きなバッファーを重ねて使用しているものがあり、そのようなデバイスでは再生中に本ソフトウェアとデバイスの間でタイムラグが大きくなる可能性があります

この問題に本ソフトウェアは未対応であり、以下のような障害が発生します

  • 画面に表示される再生時間と、デバイスから再生される音に、タイムラグが発生します
  • 楽曲の途中で再生が終了します
  • 再生中はデバイスに対するリクエストが即時に反映されません

1bit 音声は DSD フォーマットで出力されます

ASIO の DoP 方式については(あまり必要でないと思われるため)未対応としています

整数型(16, 24, 32bit)および DSD型(8 sample / byte)に対応しています

ASIO ドライバーによりますが、専用のコントロールパネルにおいて 16bit を指定していると、DSD型で出力できない場合があります

Bravo-HD 3.15.0 では、専用のコントロールパネルにおいて 32bits を必ず指定してください(不具合の発生を回避するため)

LSB と MSB の違いなど、実機でテストできていないパターンがありますので、正常に動作しない場合はご連絡いただけますと幸いです

デバイス専用の ASIO ドライバー(64bit 版)が必要です

ASIO ドライバーの中には 64bit 版が同梱されていないものがあります

  • Bravo-HD は 3.15.0 から 64bit 版が同梱されるようになったようですが、現時点で公開されているのは日本で販売されている iBasso の対象製品などに限られるようです

他のデバイス用の ASIO ドライバーの使用は推奨されません

  • Bravo-HD 3.15.0 をサポート対象外のデバイスで使用した場合、復旧のために PC の再起動が必要となるような障害の発生が確認されています

専用の ASIO ドライバーを入手できないデバイスについては WASAPI でご使用ください

ASIO に対応しているデバイスは、動作が不安定になりやすい傾向があります
  • Windows またはドライバーやファームウェアの不具合と思われますが、詳細は不明です
  • 障害発生時は USB-DAC を PC から脱着するなどして、デバイスをリセットしてください(Windows の再起動や、PC の電源OFF が必要となる場合もあります)
Virtual memory

利用可能なメモリ(物理メモリの空き)が不足している場合、仮想記憶の使用を試みます

ご注意(重要)

  • この機能は、物理メモリが少ない PC で本ソフトウェアを動作させるための非常用手段(PC に物理メモリを増設するまでの繋ぎ)として実装されましたが、(用法がテクニカルで一般的な PC ユーザーの方には不向きであるのと、処理が長時間となり、スラッシングが発生する等)使い勝手がよろしくないため、どうしても必要な場合のみ(下記の選択肢のうち、仮想記憶の最大使用量が少ないものから順に、実用可能な範囲内で)お試しください
選択仮想記憶の使用(利用可能なメモリが不足している時)
None仮想記憶を使用しません(デフォルト)
8 GB最大 8 GB
16 GB最大 16 GB
24 GB最大 24 GB
32 GB最大 32 GB
64 GB最大 64 GB
Unlimited上限なし(Wemswp.exe のあるドライブの空き領域すべて)

本ソフトウェアの場合、仮想記憶の使用量は(多くなるほど、PC の動作に及ぼす影響が大きくなりますので)できるだけ少ないことが推奨されます

  • 他のアプリケーションを使用できなくなります
    • 画面がフリーズ状態となり、キーボードやマウスによる操作が困難になります
    • 処理速度が低下し、リアルタイムに動作しなくなります
    • OS によるページアウトが完了すると、PC の動作は通常に戻ります
  • ストレージ(ページファイル)に大量のデータ書き込みが発生します
    • 仮想記憶を「過度に」使用すると、SSD の製品寿命に影響する可能性があります
実行環境の構築例(および技術的な補足)

手順1:ランダムアクセスが高速であるドライブ(NVMe 接続の M.2 SSD など)を用意します

  • 3D XPoint メモリの SSD(Intel Optane メモリ M10 シリーズなど)を Windows のディスク管理ツールでフォーマットして(ディスクキャッシュではなく)単体のドライブとして使用します
  • フラッシュメモリの SSD の場合、耐久性が高い製品をご使用ください
  • HDDは(ランダムアクセスが低速で、処理に要する時間が長くなり、PC の動作に及ぼす影響が深刻となるため)本ソフトウェアの仮想記憶用として使用しないでください
  • 負荷分散のため、Windows のページファイルがないストレージであることが推奨されます
  • 既存のドライブを共用しても問題ないと思われますが、リスク分散が必要であれば、独立したドライブ(パーティション)を本ソフトウェアの仮想記憶用としてご使用ください
  • NTFS 形式でフォーマットされているドライブをご使用ください

手順2:用意したドライブに Wemswp.exe をコピーして起動します

  • 本ソフトウェア固有の仮想記憶用ページファイル(拡張子:temp)が Wemswp.exe のあるディレクトリに生成されます(ディレクトリは書き込み可能である必要があります)
  • ページファイルを作成できるだけの空き領域がドライブには必要です(空き領域が小さいドライブを使用することで、仮想記憶の最大使用量を制限することもできます)
  • 生成されたページファイルは基本的に自動削除されますが、OS によるページアウトが完了する前に本ソフトウェアを終了した場合は削除されませんので、Windows の再起動後など、本ソフトウェアのプロセスが起動していない状態で残存している場合は手動で削除してください

PC パーツを新規入手する場合、仮想記憶の活用よりも、物理メモリの増設を優先してください

補足事項
音楽ファイルの種類

以下の優先順で読み込みを試みます

  1. WinFMP(有効な場合)
    • 拡張子(OVI, OPI, OZI)
  2. PMDWin(有効な場合)
    • 拡張子(M, M2, MZ)
  3. Fluidsynth(有効な場合)
    • 拡張子(MID, SMF)
  4. 内蔵デコーダー(以下の一部)
    • RIFF waveform Audio Format 形式
    • DSF 形式
    • DFF 形式
  5. FFmpeg(有効な場合)
    • 詳細は「-formats」「-demuxers」「-codecs」等を引数として ffmpeg.exe を実行します
  6. Microsoft Media Foundation
出力音声の形式

チャンネル数は 2(ステレオ音声)固定です

16~32bit 音声

以下のうち、デバイスが対応しているもの

  • 32000 Hz
  • 44100 Hz
  • 48000 Hz
  • 44100 x 2 = 88200 Hz
  • 48000 x 2 = 96000 Hz
  • 44100 x 4 = 176400 Hz
  • 48000 x 4 = 192000 Hz
  • 44100 x 8 = 352800 Hz
  • 48000 x 8 = 384000 Hz
  • 44100 x 16 = 705600 Hz
  • 48000 x 16 = 768000 Hz
1bit 音声

以下のうち、デバイスが対応しているもの

  • 44100 x 64 = 2822400 Hz
  • 44100 x 128 = 5644800 Hz
  • 44100 x 256 = 11289600 Hz
  • 44100 x 512 = 22579200 Hz

ご注意

  • WASAPI の場合は DoP 方式、ASIO の場合は DSD フォーマットが使用されます
  • 48000 Hz の倍数のサンプリング周波数については(対応していないデバイスがあり、一般的には使用されていないと思われるため)本ソフトウェアではサポート外としています
再生順
ドラッグ&ドロップの際に用いたファイラーの仕様によります
最近のエクスプローラーの場合は(ドラッグしたファイルから始まる)表示順となるようです

再生順を明示的に指定する場合はプレイリストをご利用ください

音量の調整
標準的な方法
  • WASAPI 共有モード

    1. 本ソフトウェアを起動します
    2. 画面にてマウス右ボタンを押して Windows sound control(メニュー)を選択します
    3. 再生タブにてデバイスを選択して、マウス左ボタンでダブルクリックします
    4. レベルタブにて音量を調整します(バランスボタンがある場合は左右を同じ値に設定してください)

  • WASAPI 排他モード
    • Windows からの音量制御に対応しているデバイス
      • WASAPI 共有モードと同じです
    • Windows からの音量制御に対応していないデバイス
      • デバイスに音量調整機能が実装されていれば、それを使用します
  • ASIO
    • EarFun UA 100(EarFun USB Audio Drivers 1.0)など
      • WASAPI 共有モードと同じです
    • FIIO KA11(FIIO USB Audio Driver v5.74.3)など
      • 専用ドライバーのコントロールパネルを使用します
本ソフトウェアを使用する方法
音量が音声の形式(サンプリング周波数など)に依存するデバイス
Resample(Auto以外)を適用して、同じ音声形式で再生します
音量を調整できないデバイス
Volume assist(None以外)を適用(オプション値を変更)して、音量を調整します
音声の情報

再生中は音声の形式に関する情報が表示されます

Decode

  • デコード後の音声に関する情報です
  • デコード前(音楽ファイルに記録されている状態)の音声に関する情報ではありません

Out

  • 本ソフトウェアが WASAPI または ASIO に出力した音声の情報です
ビットパーフェクト

本ソフトウェアにおけるビットパーフェクトとは「音楽ファイルの音声」と「WASAPI または ASIO に出力された音声」が bit 単位で完全に一致していることを意味します

  • 本ソフトウェアの場合、基本的にビットパーフェクトは保証されません
  • Resample(Auto)選択時に 1bit 音声が出力される場合はビットパーフェクトとなります

以下の過程についてのビットパーフェクトは本ソフトウェアのサポート外となります

  • メディア(CD等)→ 音楽ファイル
  • WASAPI または ASIO → デバイス
その他
WEMSWP とはどうゆう意味ですか?
WASAPI Exclusive Mode Simple Wave Player の頭文字を並べたものです
意図しない多重起動を回避するには?
Wemswp.exe を Windows のタスクバーにピン留めして、ご使用ください
キーボードやマウスからの誤入力を回避するには?
画面のクライアント領域をマウス左ボタンでダブルクリックすると、画面表示が最小化されます
タスクバーにあるアイコンをクリックすると、再表示されます
音楽ファイルの入手方法は?
MIDI

無数のMIDIデータがネットで公開されています

著作権者の許諾を確認できるものについては、個人利用かつ非商用の範囲内で試聴する限りにおいては、複雑な問題となることは少ないと思われます

人名、曲名などに "midi" を追加して検索します

昔の MIDIデータはリンク切れ等により、ネット経由での入手が困難になりつつあります

お気に入りの MIDIデータ(または MIDIデータがバンドルされているソフトウェア)は、大事に保存しておくとよいかもしれません

FMP / PMD

現存するデータ公開サイトは希少です

  • 人名、作品名、「FM音源時代の化石」などで検索します
  • データを公開しているサイトが現存していれば、そこから入手します
  • 過去にデータを公開していたサイト(データ)の URL を見つけることができれば Internet Archive より過去データをサルベージできる可能性があります

著作権にご注意ください

再配布してもいいの?
本ソフトウェアの再配布は自由です(自己責任でお願いいたします)
  • ご報告や承諾は不要で、配布方法の制限はありません
  • オリジナルのアーカイブ(最新版)は Vector ソフトライブラリ にて公開されています
本ソフトウェアから呼び出されるオプションのデコーダー(レンダラー)につきましては、それぞれの著作者が規定するライセンスに従い、お取り扱いください
確認されている障害
PC がフリーズした(ように見える)

主な原因:空きメモリ不足(スラッシング)

  1. キーボードやマウスが使用可能になるタイミングを待ちます
  2. 中止ボタン(■)をクリックして、再生を中止します
  3. 画面に「Terminating current operation」が表示されます
  4. 画面に「Drop music files here」が表示されます
  5. OS によるページアウトの完了を待ちます(時間がかかる場合もあります)
  6. PC の動作が通常の状態に戻ります

Windows のタスクマネージャーにて、メモリとディスクの使用率をご確認ください

終了しない

主な原因:本ソフトウェアのバグ

  1. Process Explorer を管理者権限で起動します
  2. Wemswp.exe が残ってたら、強制終了(Kill Process)します
  3. それでもダメな時は Windows を強制的に再起動してください

不具合の発生状況ついて、ご連絡いただけますと幸いです

再生できない
音楽ファイル

以下の可能性があります

  • デコーダーが対応していない
  • 他のアプリケーションが使用中
  • ファイルが存在しない(またはアクセスできない)
  • サンプリング周波数が過度に高い(または低い)
  • 再生時間が極端に短い(1 秒未満など)
  • データが壊れている(または音声データではない)
  • 音声トラックが存在しない動画ファイル

他の音楽再生アプリケーションで再生できるかどうか、お試しください

デバイス

主な原因:WASAPI 排他モード

  • 以下の手順により、排他モードを許可してください
    1. 本ソフトウェアを起動します
    2. 画面にてマウス右ボタンを押して Windows sound control(メニュー)を選択します
    3. 再生タブにてデバイスを選択して、マウス左ボタンでダブルクリックします
    4. 詳細タブにて排他モードのチェックボックスをチェックします
  • 排他モードを使用する場合、他のアプリケーション等が使用中でないデバイスを選択してください
  • 排他モードで使用中の USB-DAC については、Windows のサウンド設定などで音量の変更を繰り返さないことが推奨されます(再生環境によりますが、Windows やデバイスの動作が不安定となる障害が確認されています)

主な原因:WASAPI と ASIO の両方に対応しているデバイス

同じデバイスを WASAPI と ASIO で同時に使用することは(基本的に)できません

  • Windows のサウンド設定において既定とされているデバイスは、WASAPI(共有モード)で使用中の状態となりますので、ASIO で使用できない場合があります
  • デバイスの使用状況をご確認ください

主な原因:再生と録音の両方に対応しているデバイス

  • マイクを使用中、選択可能な音声形式が制限される場合があります
  • 再生専用(3極ミニプラグ)のヘッドホンやイヤホン等を使用することで、問題を回避できる場合があります
オプションのデコーダー(レンダラー)

以下の可能性があります

  • 必要な DLL が不足している
  • DLL が x64 仕様でない

必要に応じて導入しなおしてください

空きメモリ不足

本ソフトウェアの場合、空きメモリの不足による障害が発生しやすいです

主な対策

  • サンプリング周波数が高い音声を再生しない
  • 再生時間が長い音声を再生しない(Gapless を有効化しない)
  • PC の物理メモリを増設する

他の音楽再生ソフトウェアの利用についても、ご検討ください

楽曲が再生される前に、異音が出力される

デバイスの初期化時に異音を生じることがあります

  • 異音の有無や程度はデバイスによります
  • 本ソフトウェアは楽曲毎にデバイスを初期化するため、異音も楽曲毎に出力されます

本ソフトウェアの対応について

  • 3秒間の無音を出力してから、楽曲の音声出力を開始します
    • 異音が発生しても、楽曲の音声には影響しないようにします
  • 排他モード(WASAPI)で再生時、デバイスを初期化する際に消音を試みます(Ver.1.35)
    • デバイス(特にハードウェア)が Windows からの音量制御に対応している必要がありますが、初期化時に大きな異音を生じるような USB-DAC では、異音の発生を回避できる可能性があります
楽曲の先頭が正しく再生されない

デバイスに依存する問題なので、本ソフトウェアのサポート外になります

  • 初期化後、音声出力が正常となるまで過度に時間がかかるタイプのデバイス
  • 音声が有音となってから、音声出力が正常となるまでタイムラグがあるタイプのデバイス
音声には存在しない異音が、楽曲の再生中に出力される

ランダムに異音が発生する場合

  • 再生環境に依存する問題と思われますので、本ソフトウェアのサポート外になります

楽曲の同じ場所で同じ異音が必ず発生する場合

  • デバイスで音割れが発生していると思われます(以下をお試しください)
    • Resample(32000~768000)を適用する
    • Volume assist(None以外)を適用し、音が小さくなるようにオプションを変更する
USB-DAC が障害から復旧しない

以下の手順をお試しください

  1. USB-DAC を PC の USB ポートから外します
  2. Windows を「再起動」して、起動完了を待ちます
  3. Windows を「シャットダウン」して、PC の電源がオフになるのを待ちます
  4. PC の電源をオンにして、起動完了を待ちます
  5. USB-DAC を PC の USB ポート(確実に動作するところ)にセットして、しばらく待ちます

基本的な対策(主にデスクトップ PC の場合)

  • 最新の Windows を SSD にクリーンインストールする
  • HDD を PC から取り外す(または、なるべく使用しない)
  • 障害の原因となりそうな機能(OneDrive との自動同期、通知音の再生など)を無効化する
  • 不要なサービスやアプリケーションを終了する
  • USB 延長ケーブルや USB-HUB を使用しない
  • 抜き差しすることが多い USB ポートは端子が摩耗している可能性があるので使用しない
  • USB2.0 ポートと USB3.0 ポートのうち、USB-DAC と相性が良い方を使用する
  • USB変換コネクタ(Type-C → Type-A)を使用する場合、コネクタを表裏逆向きにセットしてみる
  • PC の周辺機器を少なくする
  • 消費電力が大きい PC パーツを使用しない
  • 適正な温度の範囲内で使用する(高温の場合はデバイスを取り外して放熱する)
  • 専用のドライバーが提供されている場合、アンインストールしてから再インストールする
  • PC や USB-DAC を他製品に替えてみる

他の音楽再生ソフトウェアを使用した場合についても、ご確認ください

開発関連

開発環境

試聴テスト機器

技術情報

変更履歴

ver.1.37

ver.1.36 以前

ver.1.36

  • ASIO デバイス使用時、特定の障害に対してエラーメッセージを追加

ver.1.35

  • 排他モード(WASAPI)でデバイスを初期化する際に消音のための処理を追加
  • ASIO デバイスの description 値を無視(サポートしないドライバーがあるため)

ver.1.34

  • メニュー(Virtual memory)を追加

ver.1.33

  • オプション(CPU)を追加
  • 再生時間が 1 秒未満の楽曲を再生しないように制限を追加

ver.1.32

  • 開発環境を Visual Studio 2026 に移行
  • デバイス(ASIO)をスキャン中、画面を最小化
  • メニュー(Windows sound control)を追加
  • メニュー(Home)を追加
  • 再生中にデバイスからの割り込みが過度に遅延した場合、再生を中止
  • 1bit 音声を 16~32bit 音声に変換する際、音の大きさを微調整
  • Volume assist(Loudness normalization)のデフォルト値を変更
  • 再生時、画面表示内容(出力音声形式)を変更

ver.1.31

  • 音声変換(1bit → 16~32bit)の計算方法を変更

ver.1.30

  • ASIO を試験的かつ部分的にサポート
  • Resample(MIN / MAX)を廃止
  • Resample(D512)を追加

ver.1.29

  • 出力可能な 16~32bit の音声のサンプリング周波数の上限を 768 kHz に拡張
  • Resample(D256)を追加

ver.1.28

  • DoP方式での再生時、24bit のコンテナで再生できない場合、32bit のコンテナで再生を試行

ver.1.27

  • オプションのデコーダーを呼び出し時、タイムアウト処理を追加
  • TASCAM Hi-Res Editor V1.10 で出力した DFF形式ファイルを内蔵デコーダーが読み込めない不具合を修正
  • 音楽ファイルのファイル名(拡張子を除く)にピリオド(文字)を含んでいる場合、Cacheファイルの生成に失敗する不具合を修正

ver.1.26

  • WinFMP / PMDWin 呼び出し時の設定を変更

ver.1.25

  • Fluidsynth 2.4.5 対応

ver.1.24

  • Cache機能を追加

ver.1.23

  • プレイリストが正しく作成されない場合がある不具合を修正

ver.1.22

  • デコード方法(PMDWin)を追加
  • デコード方法(WinFMP)を追加
  • プレイリスト作成時の拡張子リストを更新

ver.1.21

  • Fluidsynth の Unicode対応

ver.1.20

  • Fluidsynth 2.3.7 対応

ver.1.19

  • Fluidsynth 2.3.6 対応
  • Resample のデフォルトを Share(共有モード)に変更

ver.1.18

  • ギャップレス再生オプションを追加

ver.1.17

  • 操作不能になる場合がある不具合を修正
  • 画面レイアウトの変更
  • 32bit版(最終)

ver.1.16

  • プレイリストの出力機能を追加
  • デコード方法(Fluidsynth)を追加
  • デバイスのリストから Windows default を削除
  • 画面レイアウトの変更

ver.1.15

  • プレイリストの読み込み機能を追加
  • Volume assistのオプションの軽微な変更

ver.1.14

  • FFmpeg(最新 git master build)使用時、デコードに失敗する不具合を修正

ver.1.13

  • 音声出力時、ビット数に複数の選択肢がある場合、最もビット数が多いものを選択するように修正
  • Volume assist「Loudness normalization」を追加
  • Compression にオプションを追加
  • レイアウトの軽微な変更

ver.1.12

  • Resample「Share」選択時、表示の一部が正しく表示されない不具合を修正

ver.1.11

  • Resample「Share」を追加
  • 「LPF」を廃止
  • Downward compression 用の標準設定を廃止

ver.1.10

  • Resample「D128」に軽微な修正

ver.1.9

  • Resample「D64」「D128」を追加
  • 楽曲再生前に無音(3秒)を出力
  • 表示の最⼩化を実装

ver.1.8

  • Resample「Auto」の仕様を変更

ver.1.7

  • WAV形式ファイルの読み込み時にハングアップすることがある不具合を修正
  • アップサンプリングの計算方法を変更
  • Downward compression 用の標準設定を追加

ver.1.6

  • Compression の計算方法を変更
  • DSF形式ファイル、非圧縮DFF形式ファイルのデコーダーを内蔵

ver.1.5

  • ダウンサンプリングの計算方法を変更
  • リサンプル設定「Auto」の仕様を変更
  • リサンプル設定「Min」を追加
  • 音声の内部データ形式を変更

ver.1.4

  • デコード方法(FFmpeg)を変更

ver.1.3

  • FFmpeg を使用中にハングアップすることがある不具合を修正
  • Peak normalization にオプション(Target peak level)を追加

ver.1.2

  • デコード方法(Microsoft Media Foundation)を変更

ver.1.1

  • デコード方法(FFmpeg)を追加

ver.1.0

  • 初回リリース