SimplePictureViewerApp ヘルプ
フォルダ内の画像を 1 枚ずつ表示するシンプルな画像ビューアです。
ファイルはエクスプローラーの「名前」順と同じ並びで表示されます。
開発者:かせー(kasei)
目次
1. 画面の見方
| 番号 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | タイトルバー | SimplePictureViewerApp - の後ろに、表示中の画像のフルパスが表示されます |
| 2 | 表示領域 | 画像が表示されます。背景は黒です。フォルダや画像をここへドロップして開くこともできます |
| 3 | 右クリックメニュー | 表示領域を右クリックすると、表示モードの切り替えやフォルダを開くメニューが出ます |
ウィンドウの大きさを変えると、画像も自動的に合わせて表示し直されます(拡大・縮小した後は、その倍率のまま表示されます)。
2. 画像を開く
対応している画像
| 形式 | 拡張子 |
|---|---|
| WebP | .webp |
| JPEG | .jpg / .jpeg |
| PNG | .png |
| BMP | .bmp |
これ以外の形式(GIF、TIFF、HEIC など)は表示できません。
A. アイコンにドロップする/「プログラムから開く」
SimplePictureViewerApp.exe(またはデスクトップのショートカット)のアイコンに、フォルダ または 画像ファイル をドラッグ&ドロップします。- 画像ファイルを右クリック →「プログラムから開く」→
SimplePictureViewerApp.exeを選んでも開けます。 SimplePictureViewerApp.exeのショートカットを「送る」フォルダ(エクスプローラーのアドレス欄にshell:sendtoと入力すると開きます)に置くと、右クリック →「送る」から開けるようになります。
B. ウィンドウにドロップする
- 起動中のウィンドウの黒い表示領域に、フォルダまたは画像ファイルをドロップします。
- 表示中の画像一覧は、ドロップしたフォルダの一覧に置き換わります。
- 複数のファイルやフォルダをまとめてドロップした場合は、そのうち 1 つだけ が使われます。
C. そのまま起動する
- 何も指定せずに起動すると「画像フォルダを選択してください」というフォルダ選択画面が表示されます。
- フォルダを選んで OK を押すと、そのフォルダの画像が表示されます。
- キャンセル を押すとアプリが終了します。
D. ダブルクリックで開く(関連付け)
付属のスクリプトで SimplePictureViewerApp を画像ファイルに関連付けると、エクスプローラーで画像を ダブルクリックするだけ で開けるようになります(開き方は A で画像ファイルを指定したときと同じです)。
関連付けのしかた
SimplePictureViewerApp.exeを使い続ける場所に置きます(登録した後で exe を移動すると開けなくなります)。SimplePictureViewerApp.exeと同じフォルダにあるRegister-FileAssociation.cmdをダブルクリックします。- 管理者権限は不要です。登録されるのは、今サインインしているユーザーだけです。
- 黒い画面に「SimplePictureViewerApp を関連付けの候補に登録しました」と表示され、Windows の 設定画面(既定のアプリ)が開きます。
- 設定画面で、関連付けたい拡張子(
.webp.jpg.jpeg.png.bmp)を 1 つずつクリックし、一覧から SimplePictureViewerApp を選びます。- Windows 11:「SimplePictureViewerApp」のページが開くので、拡張子ごとに選びます。
- Windows 10:「既定のアプリ」のページが開くので、「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」から選びます。
- 黒い画面は、何かキーを押すと閉じます。
自動で既定のアプリにならないのはなぜ?
Windows 10 / 11 では、アプリが勝手に既定のアプリを変えられないよう、アプリやスクリプトから既定のアプリを変更することが禁止されています。
そのため、スクリプトは SimplePictureViewerApp を「候補」として登録するところまでを行い、最後の選択(手順 4)だけは手作業で行います。
設定画面を使う代わりに、画像を右クリック →「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」で SimplePictureViewerApp を選び、「常に使う」(Windows 10 では「常にこのアプリを使って ~ ファイルを開く」にチェックして OK)を押しても関連付けられます。
右クリック →「プログラムから開く」の一覧にも SimplePictureViewerApp が表示されるようになります。
一部の形式だけ関連付ける
コマンド プロンプトで、-Extension の後に拡張子をカンマ区切り(空白を入れない)で指定します。
Register-FileAssociation.cmd -Extension .webp,.png
もう一度実行すると、前回の登録は置き換わります(上の例では .jpg などの登録は消え、.webp と .png だけになります)。
関連付けを解除する
SimplePictureViewerApp.exe と同じフォルダにある Unregister-FileAssociation.cmd をダブルクリックします。
- SimplePictureViewerApp を既定のアプリにしていた形式は、次に開くときに「このファイルを開く方法を選んでください」と表示されます。使いたいアプリを選んでください。
- SimplePictureViewerApp を削除する(フォルダごと消す)ときは、先に解除しておくことをおすすめします。
exe を別のフォルダに移動したとき
移動先のフォルダで Register-FileAssociation.cmd をもう一度実行してください。前の場所の登録は自動で置き換わります。
既定のアプリの選択(手順 4)は、多くの場合そのまま引き継がれます。画像を開けないときは手順 4 をやり直してください。
ご注意: C の方法で開いた場合、画像の並び順がエクスプローラーの名前順と異なることがあります。
名前順で見たいときは A・B・D の方法で開いてください。
フォルダと画像ファイル、どちらを指定しても OK
| 指定したもの | 表示のされ方 |
|---|---|
| フォルダ | フォルダ内の画像を名前順に並べ、最初の画像 から表示 |
| 画像ファイル | 同じフォルダ内の画像をすべて名前順に並べ、指定した画像 から表示(前後の画像にもそのまま移動できます) |
- 読み込むのは指定したフォルダの 直下にある画像だけ です。サブフォルダの中の画像は含まれません。
3. 画像を切り替える
| キー | 動作 |
|---|---|
→(右矢印キー) | 次の画像を表示 |
←(左矢印キー) | 前の画像を表示 |
- 最後の画像で
→を押すと最初の画像に、最初の画像で←を押すと最後の画像に戻ります。 - マウスホイールやクリックでの切り替えには対応していません(マウスホイールは拡大・縮小に使います)。
4. 拡大・縮小とスクロール
拡大・縮小
| 操作 | 動作 |
|---|---|
| マウスホイールを前(奥)に回す | 拡大(1 目盛りごとに 1.25 倍) |
| マウスホイールを後ろ(手前)に回す | 縮小(1 目盛りごとに 1/1.25 倍) |
Ctrl + + | 拡大(1 回ごとに 1.25 倍) |
Ctrl + - | 縮小(1 回ごとに 1/1.25 倍) |
Ctrl + 0 | ウィンドウに収まる大きさ(FIT)に戻す |
- テンキーの
+/-/0も使えます。日本語キーボードではCtrl+;(+と同じキー)でも拡大できます。 - マウスホイールでは マウスポインターの位置 を基準に拡大・縮小します。見たい部分にポインターを合わせてホイールを回すと、その部分がポインターの下に残ったまま大きくなります(画像がウィンドウに収まっている方向は、中央に置かれたままになります)。
- キー操作では 表示領域の中心 を基準に拡大・縮小します。
- 倍率の範囲は 5%〜1600% です(もともとウィンドウに合わせると 1600% を超える小さな画像は、その倍率まで戻れます)。
- 現在の倍率は画面には表示されません。
Ctrl+0を押すと、画像の中央をウィンドウに収まる大きさで表示し直します。原寸大表示モードのときに押すと、拡大表示モードに切り替わります。
ドラッグでスクロール
- 拡大して画像が表示領域からはみ出すと、マウスカーソルが 手の形 に変わります。
- その状態で 左ボタンでドラッグ すると、画像を掴んで動かすように表示位置を移動できます(ドラッグ中は十字の矢印になります)。
- 画像の外側(黒い部分)が見える位置まではスクロールしません。
- 縦だけ、または横だけはみ出している場合は、はみ出している方向にだけ動きます。
- 画像がウィンドウに収まっているとき(表示直後の拡大表示モードなど)は、ドラッグしても動きません。
- 原寸大表示モードで、ウィンドウより大きい画像を表示したときもドラッグでスクロールできます。
倍率と位置が元に戻るとき
| 操作 | 結果 |
|---|---|
← / → で画像を切り替える、別のフォルダや画像を開く | 表示モードの大きさ(拡大表示:ウィンドウに収まる大きさ/原寸大表示:100%)で、画像の中央を表示 |
| 右クリックメニューで表示モードを選ぶ | 同上(今と同じモードを選び直すとリセットとして使えます) |
Ctrl + 0 を押す | 拡大表示モードにして、ウィンドウに収まる大きさで画像の中央を表示 |
| ウィンドウの大きさを変える | 拡大・縮小していなければ、ウィンドウに合わせて表示し直します。拡大・縮小した後は倍率を保ちます |
5. 表示モードを切り替える
表示領域を右クリックし、メニューから選びます。
| メニュー | モード | 説明 |
|---|---|---|
| 比率固定で現在超解像度技術を使って拡大表示する。 | 拡大表示(起動時はこのモード) | 画像の縦横比を保ったまま、ウィンドウいっぱいに拡大・縮小して表示します。小さな画像も拡大されます |
| 原寸大表示する | 原寸大表示 | 画像を実際の大きさ(100%)でウィンドウ中央に表示します。ウィンドウより大きい画像は、ドラッグでスクロールして見られます |
- どちらのモードでも、マウスホイールや
Ctrl++/-で拡大・縮小できます。 - 選んだモードは、画像を切り替えても引き継がれます。
- アプリを終了すると、次回起動時は「拡大表示」に戻ります。
- 今どちらのモードかはメニューには表示されません。
6. 画像のフォルダを開く
表示領域を右クリック →「現在選択している画像のフォルダを開く。」を選ぶと、エクスプローラーが開き、表示中の画像ファイルが選択された状態になります。
画像の移動・削除・名前の変更などをしたいときに便利です。
7. ファイルの並び順
画像はエクスプローラーの「名前」順と同じ規則で並びます。
- ファイル名の中の 数字は数値として比較 されます。
img2.jpgはimg10.jpgより前に来ます。 - 英字の大文字・小文字は区別しません。
- 並び順を変える(更新日時順、サイズ順など)機能はありません。
8. 操作一覧
| 操作 | 内容 |
|---|---|
→ | 次の画像 |
← | 前の画像 |
| マウスホイールを前に回す | 拡大(マウスポインターの位置が基準) |
| マウスホイールを後ろに回す | 縮小(マウスポインターの位置が基準) |
Ctrl + + | 拡大 |
Ctrl + - | 縮小 |
Ctrl + 0 | ウィンドウに収まる大きさ(FIT)に戻す(拡大表示モードに切り替え) |
| 左ドラッグ(画像がはみ出しているとき) | 表示位置をスクロール |
| 右クリック →「原寸大表示する」 | 原寸大表示に切り替え(倍率・位置もリセット) |
| 右クリック →「比率固定で現在超解像度技術を使って拡大表示する。」 | 拡大表示に切り替え(倍率・位置もリセット) |
| 右クリック →「現在選択している画像のフォルダを開く。」 | エクスプローラーで画像の場所を開く |
| フォルダ/画像をウィンドウにドロップ | そのフォルダの画像を読み込み直す |
| 画像をダブルクリック(関連付け後) | SimplePictureViewerApp でその画像から表示(2 章 D) |
| ウィンドウの ✕ ボタン | 終了 |
9. 困ったときは(Q&A)
Q. 「指定されたフォルダに画像が見つかりません。」と表示される
A. そのフォルダの直下に、対応形式(WebP / JPEG / PNG / BMP)の画像がありません。
サブフォルダの中にある場合は、そのサブフォルダを直接指定してください。
Q. 「指定されたパスは画像ファイルまたはフォルダではありません。」と表示されて終了する
A. 対応していない形式のファイル(GIF など)を exe にドロップした、または「プログラムから開く」で開こうとしたときに表示されます。
Q. 「画像の読み込みに失敗しました: …」と表示される
A. 画像ファイルが壊れている、または拡張子と中身の形式が一致していない可能性があります。
「画像ファイルを開けませんでした。」と続く場合は、拡張子と中身が一致していない(例:中身が WebP なのに拡張子が .jpg)ことがよくある原因です。
OK を押して閉じれば、そのまま次の画像へ進めます。
Q. 表示中の画像を削除・名前変更できない
A. JPEG / PNG / BMP を一度表示すると、別の画像に切り替えた後もしばらくの間、アプリがそのファイルを開いたままになることがあります(現在のバージョンの不具合です)。
アプリを終了してから操作してください。
Q. スマートフォンで撮った写真が横向きに表示される
A. 写真に記録された回転情報(EXIF)には対応していません。
Q. ドラッグしても画像が動かない
A. 画像がウィンドウに収まっているときはスクロールできません。マウスホイールを前に回す(または Ctrl + +)で拡大して、画像がはみ出してからドラッグしてください(カーソルが手の形になっていればドラッグできます)。
Q. 拡大した画像を元の大きさに戻したい
A. Ctrl + 0 を押すと、ウィンドウに収まる大きさに戻ります。原寸大表示に戻したいときは、右クリックメニューで「原寸大表示する」を選び直してください。画像を切り替えた場合も、表示モードの大きさに戻ります。
Q. Register-FileAssociation.cmd を実行すると「SimplePictureViewerApp.exe が見つかりません」と表示される
A. Register-FileAssociation.cmd・Register-FileAssociation.ps1・SimplePictureViewerApp.exe が同じフォルダにあるか確認してください。
3 つのファイルは同じフォルダに置いたまま使います。
Q. Register-FileAssociation.cmd をダブルクリックすると警告が表示される
A. インターネットから入手したファイルには「セキュリティの警告」などが表示されることがあります。入手元に心当たりがあれば「実行」を押してください。
展開前の zip ファイルを右クリック →「プロパティ」→「許可する」(Windows 10 では「ブロックの解除」)にチェックしてから展開すると、表示されなくなります。
会社などの PC では、管理者の設定によりスクリプトを実行できない場合があります。その場合は、画像を右クリック →「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」→「PC でアプリを選択する」(Windows 10 では「その他のアプリ」→「この PC で別のアプリを探す」)で SimplePictureViewerApp.exe を選んでください。
Q. 設定画面や「プログラムから開く」に SimplePictureViewerApp が表示されない
A. Register-FileAssociation.cmd の画面に「エラー」と表示されていないか確認してください。
表示されている場合でも、設定画面を開き直す、またはサインインし直すと表示されることがあります。
Q. exe を移動したら、画像をダブルクリックしても開けなくなった
A. 関連付けには exe の場所が記録されています。移動先で Register-FileAssociation.cmd をもう一度実行してください(2 章 D)。
Q. 起動しない
A. 「.NET 10 デスクトップ ランタイム」が必要です。Microsoft の公式サイト(https://dotnet.microsoft.com/download/dotnet/10.0 )からインストールしてください。
ランタイムは、使っている SimplePictureViewerApp と 同じ種類(x64 / x86 / Arm64) のものが必要です(10 章)。
例えば win-x86 の zip を使っている場合は、x86 用のランタイムをインストールしてください。
10. 動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10 / Windows 11(64 ビット版・Arm 版。32 ビット版は Windows 10 のみ) |
| 必要なソフトウェア | .NET 10 デスクトップ ランタイム(使う zip と同じ種類のもの) |
SimplePictureViewerApp の配布ファイル(zip)は、Windows の種類ごとに分かれています。
「設定」→「システム」→「バージョン情報」の 「システムの種類」 を確認して、合うものを使ってください。
| 「システムの種類」の表示 | 使う zip | 必要なランタイム |
|---|---|---|
| 64 ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ | SimplePictureViewerApp-<版>-win-x64.zip | .NET 10 デスクトップ ランタイム(x64) |
| 32 ビット オペレーティング システム | SimplePictureViewerApp-<版>-win-x86.zip | .NET 10 デスクトップ ランタイム(x86) |
| 64 ビット オペレーティング システム、ARM ベース プロセッサ | SimplePictureViewerApp-<版>-win-arm64.zip | .NET 10 デスクトップ ランタイム(Arm64) |
11. 著作権・ライセンス
- SimplePictureViewerApp Copyright (C) 2025-2026 かせー(kasei). All rights reserved.
- 本アプリは画像の読み込みに、オープンソースソフトウェア Magick.NET(Apache License 2.0)および ImageMagick(ImageMagick License)とその同梱ライブラリを使用しています。
詳しくは同梱のTHIRD-PARTY-NOTICES.mdとlicensesフォルダをご覧ください。