仕様比較 / SPECIFICATION ・ V3.0
自賠責診断書管理シート
シートタイプ と データベースタイプ
自賠調8号様式の診断書を作成・印刷し、患者データを管理する Excel システムです。
おもて面の様式・裏面の骨格図・診断form・検索・複製・出力・印刷などの基本機能は共通で、
データの持ち方・動作環境・複数人運用・利用規模が違います。
このページは 2026-09 の改修を反映した最新版です。
シートタイプ
自賠責診断書管理シート.xlsm
患者データをブック内の「データ」シートに保存。追加コンポーネントなしで、開けばすぐ使えます。共有するときはブックごと共有します。
- データ
- ブック内シート
- Excel
- 2010 以降 / 32・64bit
- 追加導入
- 不要
- 同時編集
- 不可(順番運用)
- 推奨規模
- 〜 数千件
データベースタイプ
自賠責診断書管理シート_DB版.xlsm + jibaiseki_data.accdb
患者データを外部の Access ファイルに保存。プログラムは各PC、データは共有に1つ。複数PCから同時に使えます。
- データ
- 外部 Access (.accdb)
- Excel
- 2016 以降 / 64bit 必須
- 追加導入
- Access DB Engine 2016
- 同時編集
- 可
- 推奨規模
- 5,000 〜 100,000 件
01基本情報
両タイプとも、市販「自賠責診断書管理シート V2.00(自賠調8号様式・パソコン倶楽部ZIP)」をベースにした改良版です。旧ソフトはすべてシートタイプでした。
| 項目 | シートタイプ | データベースタイプ |
| ファイル名 | 自賠責診断書管理シート.xlsm | 自賠責診断書管理シート_DB版.xlsm |
| ファイル形式 | Excel マクロ有効ブック(.xlsm) | .xlsm + Access データベース(.accdb) |
| おおよそのサイズ | 約 1 MB | 約 1 MB + DB(初期 約 0.3 MB、運用で増加) |
| バージョン | V3.0(2026.09 リリース) |
| ベース製品 | 自賠責診断書管理シート V2.00(自賠調8号様式) |
| 販売形態 | 別々の商品として配布(フォルダ別・取扱説明書同梱) |
| ライセンス認証 | あり。V3.0 でデータベースタイプに台数プラン(3台版/5台版/6台以上版)と2台目以降の自動認証を追加。シートタイプとデータベースタイプは別製品 |
02データの持ち方・保存先
| 項目 | シートタイプ | データベースタイプ |
| データ格納先 | ブック内「データ」シート(1患者=1行、63項目+PC名+Dr名) | 外部 Access jibaiseki_data.accdb のテーブル T_診断書 |
| 接続方式 | なし(シートを直接読み書き) | ADO + Microsoft ACE OLEDB(16.0 → 12.0、実行時バインディング) |
| プログラムとデータ | 同一ファイル | 分離(.xlsm と .accdb) |
| データの場所指定 | ブック自身(共有するならブックごと) | [DBファイル設置] ボタンで共有フォルダを選ぶ(初期=ブックと同じ場所)。参照先は自動保存、案内に現在地を表示 |
| 1患者の追加情報 | PC名・Dr名(最後に保存した情報) | ID・更新日時・更新PC・更新者を毎保存記録 |
| カルテ番号 | 数値(実用上 10 万まで問題なし) | LONG 型・重複禁止インデックス(最大 約 21 億) |
| 登録No(1=最新) | 「データ」シートの行位置(新規は先頭に挿入) | Access 自動採番 ID(登録順)の降順順位 |
| 裏面(骨格図) | 「データ」シートの列に文字列で保存(旧ソフトにはこの項目なし) | [裏面線] LONGTEXT 列 |
| バックアップ | ブックをコピー | .accdb をコピー(誰も開いていない時間帯に) |
03動作環境・システム要件
| 項目 | シートタイプ | データベースタイプ |
| OS | Windows 10 / 11 | Windows 10 / 11 |
| Microsoft Excel | 2010 以降 | 2016 以降 |
| Office の bit 数 | 32bit・64bit いずれも可 | 64bit 必須 |
| 追加インストール | 不要 | Microsoft Access Database Engine 2016(64bit・無償)※Access 本体は不要 |
| ネットワーク | 不要(共有時は共有フォルダ) | 社内 LAN 必須(VPN・拠点間は不可) |
| PDF ビューアー | 印刷は PDF 経由(→ 11 実際の扱い)。印刷用 PDF は Microsoft Edge(Windows 標準)で開くため、設定は不要 |
04共通機能(両タイプに搭載)
| 機能 | 内容 |
| 診断書の作成・印刷 | 自賠調8号様式。両面印刷は PDF 化して確認してから印刷 |
| 診断 form 入力 | 受傷日・診断日・作成日・理由・経過・所在地・電話。和暦/西暦どちらでも入力可 |
| カレンダー入力 | 日付欄をダブルクリック |
| 裏面(骨格図) | 赤・青・黒ペンで手描き(直線/曲線を選択。既定は直線)、文字枠9つ、文字サイズ 10/12/14/16、ペンモード切替、元に戻す(ペン画を戻す)/復元/線消去/文字消去/リセット。手描き・文字・サイズを患者ごとに保存 |
| あいまい検索 | 氏名・カルテ番号の部分一致/月別ブラウズ/前・次患者(◀▶)/基準日切替(診断日・作成日) |
| 検索候補の列 | 登録No・カルテ番号・氏名・日付・担当(Dr名) |
| 診断書の複製 | 表示中の診断書を土台に、新しいカルテ番号(入力・最大+1を初期値)で内容を引き継いだ別レコードを作成。同一人物の複数診断書は氏名検索で履歴表示 |
| 出力(月次データ抽出) | 年+月/全月/〜ヶ月 × 基準日(診断日・作成日)で該当患者を Excel へ書き出し。列は 16 項目+PC名・Dr名から選択 |
| 旧データのインポート | 「基本情報入力」フォームのボタンから、旧ファイルの「データ」シートを見出し名で照合して取り込み(→ 11) |
| 提出期限の判定 | 残日数を表示 |
| 担当医名設定 | 「基本情報入力」フォームのボタンで、そのPC(Windows ユーザー)に担当医名を記憶(→ 11) |
| 取扱説明書ボタン | 「基本情報入力」フォームのボタンで、同フォルダの取扱説明書(PDF / HTML)を開く |
| 保存時メッセージ | どの保存ボタンでも成功時に「保存しました。」 |
| 起動時のウィンドウ調整 | ウィンドウ幅を診断書の幅に自動で合わせる |
05タイプ別の機能差
| 項目 | シートタイプ | データベースタイプ |
| 複数 PC での同時利用 | × 先に開いた1台のみ編集、他は読み取り専用 | ○ 複数 PC から同時入力 |
| あいまい検索の仕組み | 「データ」シートを走査 | SQL(LIKE) |
| 前/次患者の並び順 | 「データ」シートの行順 | カルテ番号の昇順 |
| 登録件数の表示 | ○ COUNTA 式(自動) | ○ DB カウントを VBA で更新 |
| 大量データ時の速度 | △ 件数増で低下(検索・並べ替え・再計算) | ○ 件数によらず安定 |
| 検索・出力の対象範囲 | そのファイルの中身のみ | 全PC共通。他スタッフの登録分もすぐ反映 |
| 旧データ取り込み先 | 「データ」シートへ追記 | Access へ取込。重複は氏名・作成日・Dr名を比較して 上書き/両方残す(新番号)/スキップ |
| 自ブック移行マクロ | — | Migrate_SheetToAccess(Alt+F8) |
| DBファイル設置ボタン | — | 「DBファイル設置」ボタン(フォルダ選択 → .accdb コピー + DBパス自動設定) |
| DB自己診断 | — | DB自己診断(接続・件数・読込を一括チェック) |
| 障害時の切り分け | シート内で完結 | エラーログ + DB自己診断 |
○ 対応 / 良好
△ 条件つき / 注意
× 非対応
06複数人・共有運用
「共有の考え方」がタイプごとに根本的に異なります。
シートタイプ ― 1ファイルを回す
- データは本体(.xlsm)内。共有フォルダ(NAS 推奨)に 1 つ置く
- 他の PC はそのファイルをネットワーク経由で開く。マクロは開いた側の PC で動く
- 同時編集は 1 台のみ(先に開いた人が編集可、他は読み取り専用)。使い終わったら閉じる=自動保存
- 向く運用:①1台運用 ②順番運用 ③入力は1台・閲覧は全員
- 共有 1 ファイルならライセンス認証は 1 本で OK
データベースタイプ ― 1つのDBを皆で見る
- .xlsm は各 PC にコピー、.accdb は共有フォルダ/NAS に 1 つ。各 PC で [DBファイル設置] ボタンから同じ共有フォルダを選ぶ
- 複数 PC から同時に入力可(受付=基本情報/診察室=所見/事務=印刷・出力 を並行)
- 同じ患者を 2 人が同時に編集するのは避ける(保存は後勝ち)
- 保存のたびに更新日時・PC・担当者を記録。各 PC で認証
| 共有の観点 | シートタイプ | データベースタイプ |
| 置き方 | .xlsm を共有場所に 1 つ | .xlsm=各PC / .accdb=共有に 1 つ |
| 同時編集 | × 1 台のみ | ○ 複数台で同時 |
| ネットワーク | 不要(共有時は共有フォルダ) | 社内 LAN 必須 |
| PC名(記録) | Environ("COMPUTERNAME") =ファイルを開いた側の PC 名。共有運用でも各行に正しく入る |
| Dr名(担当・記録) | PC(Windows ユーザー)ごとにレジストリ記憶。優先=レジストリ → 設定!ユーザ名 → ログイン名 | 同じレジストリ方式に統一(従来は各 PC の 設定!ユーザ名 でも可) |
| バックアップ | ファイルをコピー | .accdb を無人時間帯にコピー |
07ライセンスと暗証番号の扱い
| 項目 | シートタイプ | データベースタイプ |
| 方式 | シェアウェア/試用 30 日/購入したライセンスキーで解除 |
| 認証後に付与 | ライセンスキー末尾に 5 桁の固有番号 → 17 文字「固有ライセンスキー」+シリアルコード 5 桁 |
| 認証の単位 | 共有 1 ファイルなら 1 本で OK | 各 PC で認証 |
| 契約台数(DB) | — | 3台版/5台版/6台以上版(購入キーで自動判定)。1台目で認証すると、ライセンス・登録者名・医院設定が共有DBに記録され、2台目以降はキー入力なしで自動認証+設定引き継ぎ(担当医名だけPC別)。認証PCは「接続PC台帳」に自動登録。台数超過の新規PCは自動認証されず起動不可。使わないPCは [接続PC台帳の管理](Alt+F8)で削除して枠を空ける。台数アップは [ライセンス台数アップ](Alt+F8)+上位版キー |
| 固有ライセンスキー | PC 入替・バージョンアップに必要。紙+ファイルで別保管。紛失時は info@kochi3open.com(無料再確認・要ユーザー登録) |
| ユーザー登録 | 「基本情報入力」フォーム →[ユーザー登録]→[登録]ボタン →「メール作成」/「コピー」を選択。メール作成は宛先・件名・本文入りの下書きを既定メールソフトで開く(どちらも本文をクリップボードにコピー。メール作成不可の環境は貼り付けで送信)。氏名・シリアルコードは自動、郵便番号・住所・E-Mail の空欄を埋めて info@kochi3open.com へ送信 → 確認メール返信で完了。サポート・問い合わせは登録者のみ |
| バージョンアップ | 起動時フォームに 999 → 固有ライセンスキー 17 文字 → シリアルコード 5 桁 |
| シート→DB 切り替え | シートタイプとデータベースタイプは別製品。データベースタイプは利用PC台数に応じて新規にライセンスをご購入ください(999 での無償移行はありません)。患者データは [旧データインポート] でシートタイプのファイルから引き継ぎ |
| セキュリティ暗証番号 | 初期値 1234。1 ファイル=1 つ | 初期値 1234。.xlsm が各 PC =PC ごとに別可 |
| 暗証番号の変更 | 暗証番号フォームで「固有ライセンスキー末尾 5 桁」→ Set → 英数>+新番号(数字 4 桁以上) |
08容量・規模
| 項目 | シートタイプ | データベースタイプ |
| 推奨件数 | 〜 数千件 | 5,000 〜 100,000 件 |
| 構造上の上限 | Excel 約 104 万行 | Access .accdb 2 GB |
| 速度の傾向 | 件数に比例して重くなる | ほぼ一定 |
| 上限に近づいたら | データベースタイプへ移行 | SQL Server Express 等へ移行 |
09導入手順
| 手順 | シートタイプ | データベースタイプ |
| 1 | .xlsm を PC にコピー(取扱説明書も同フォルダに) | 64bit の Excel を用意 |
| 2 | 開いてマクロを有効化 | Access Database Engine 2016(64bit)を導入 |
| 3 | ライセンス認証 | .accdb を共有フォルダ/NAS へ(または「DBファイル設置」ボタン) |
| 4 | 暗証番号を 1234 から変更 | 各 PC で [DBファイル設置] ボタンから同じ共有フォルダを選ぶ |
| 5 | 「担当医名設定」ボタンで担当医名を登録 | 各 PC で 認証 → 暗証番号変更 → 担当医名登録 |
| 6 | 共有するなら NAS 等に置き、各 PC から UNC パスで開く | 旧データがあれば「旧データインポート」で取込 |
10V2.00 → V3.0 の追加機能
ベース版 V2.00 から V3.0 での主な追加・変更。特記のないものは両タイプ共通。
| 改修 | 内容 | 対象 |
| 診断書の複製 | シート1上部に「複製」ボタン。表示中の診断書を土台に、新カルテ番号を入力して内容を引き継いだ別レコードを保存 | 両 |
| PC名・Dr名の記録 | 保存のたびに「どの PC・誰が」を記録。シートタイプは「データ」シート 64・65 列に追加、DB は元々の更新PC/更新者を活用 | 両 |
| 担当医名を PC ごとに記憶 | 「基本情報入力」フォームに「担当医名設定」ボタン。Windows ユーザーごとにレジストリ記憶。未設定なら初回保存時に 1 回だけ入力を促す(シート) | 両 |
| 検索候補の列を刷新 | 「No」を「登録No(1=最新登録)」に変更し左端へ移動。並びは 登録No・カルテ番号・氏名・日付・担当 | 両 |
| 旧データのインポート | 「基本情報入力」フォームにボタン新設。旧ファイルの「データ」シートを見出し名で照合(並び違い・項目欠落 OK)。重複カルテ番号は比較して 上書き/両方残す(新番号)/スキップ | 両 |
| DBの参照先を設定不要に | [DBファイル設置]ボタンで共有フォルダを選ぶと .accdb をコピー + 参照先を自動設定。案内1行目に現在のDBの場所を表示。「設定」シート(管理用・通常は非表示)は触らずに完結 | DB |
| 両面印刷を PDF 方式へ | Excel の多シート印刷でジョブが分かれ両面が崩れる問題を回避。おもて+裏を PDF 化 → Microsoft Edge で確認 → そこから印刷。古い PDF は自動整理 | 両 |
| 裏面ボタン改名 | 「戻す」→「ペン画を戻す」 | 両 |
| 取扱説明書ボタン | 「基本情報入力」フォームに追加。同フォルダの取扱説明書(PDF / HTML)を開く | 両 |
| 「基本情報入力」フォームに集約 | 認証後に開くフォーム(画面上部の [基本情報] ボタンでいつでも)を2枠構成に。右「取扱い説明」=取扱説明書/ユーザー認証/ユーザー登録/製品案内/仕様比較、中央「その他設定」=担当医名設定/旧データインポート/DBファイル設置〈DBのみ〉。各ボタンは短い説明を表示してから [実行/開く]。「設定」シートは管理用として通常は非表示 | 両 |
| 設定画面に現在値を表示 | 「担当医名設定」に現在の担当医名、「DBファイル設置」に現在のデータベースの場所を表示。実行後は説明を再表示して新しい値を確認できる | 両(NAS はDB) |
| ユーザー登録の[登録]ボタン | 「ユーザー登録」の案内にあった[Copy]を[登録]に変更。押すと「メール作成」/「コピー」を選択。メール作成は宛先・件名・本文(氏名・シリアルコード自動)入りの下書きメールを既定メールソフトで開く。どちらも本文をクリップボードにコピーし、メール作成できない環境では貼り付けで送信できる | 両 |
| 操作マニュアル(画面内)を更新 | 「取扱説明書」ボタンの説明を10項目に整理。6=裏面を開いて編集(テキスト+3色ペン→【戻る】)、7=印刷はPDF出力→確認→ビューアーからカラー両面印刷 | 両 |
| PC台数ライセンス(DB) | 3台版/5台版/6台以上版。共有DBに T_ライセンス/T_PC台帳 を新設。1台目の認証でライセンス・登録者名・医院設定をDBに記録し、2台目以降は自動認証+設定同期(担当医名はPC別)。契約台数超過の新規PCはブロック。Alt+F8 [接続PC台帳の管理](一覧・削除)/[ライセンス台数アップ](上位版キーで台数変更) | DB |
| 検索・保存の不具合修正 | 氏名だけ入れて「検索」で動くよう修正、登録数が更新されない問題、診断form「上書き保存」の空実装、日付の和暦入力、説明ポップアップに次項目の文が混ざる不具合 ほか | 両 |
| 「設定」ボタン→「基本情報」に改称 | 画面上部のボタンを [基本情報] に、フォーム名を「基本情報入力フォーム」に変更。ライセンス登録者名の変更は「シリアルコードで消去 → 続けて同じ欄に新しい氏名+固有キー末尾5桁で再登録」(再起動不要)。新名の登録が済むまで[登録・閉じる]では閉じず、×で閉じると元の名前に戻る。この操作で担当医名は変わらない。認証直後のキー案内ポップアップ(内容表示と印刷確認を1つに統合)から印刷可 | 両 |
| 裏面ペンの「直線/曲線」 | ペンモードを描画にすると、色(赤・青・黒)に加えて線の引き方を「直線」(クリック→クリック。既定)/「曲線」(なぞって描く)から選択。選択中のボタンは枠を濃く太く表示。描画に入った直後は黒・直線が自動で選ばれる | 両 |
| 裏面から戻るときの安全策 | ペンモード(描画)のまま[戻る]を押すと「ペンモードがオンです。オフにしてください。」と表示し、おもて面へは戻らない(おもて面に線が入るのを防止) | 両 |
| 入通院期間の日数自動計算 | 期間入力フォームで入院・通院・付添の「自」「至」を入れると日間を自動入力(自〜至を両端含む日数)。手入力の日数と食い違うときだけ確認を表示 | 両 |
| 印刷用 PDF を Edge で開く | [印刷]で作った PDF は、既定の PDF アプリに関わらず Microsoft Edge で開く。印刷専用で、PDF 保存の用途には使わない | 両 |
| 印刷履歴と印刷確認画面 | 印刷前に「印刷確認」画面を表示し、そのカルテ番号の過去の印刷履歴(日時・PC名・担当医名)を確認してから[印刷する]。印刷のたびに共有DBの T_印刷履歴 へ記録。不正印刷の抑止が目的で、[データのリフレッシュ]でも消えない | DB |
| 利用可能台数の表示 | 「基本情報入力」フォーム下部のバージョン表示(Ver. 3.0)の下に、現在の契約台数(3台/5台/6台以上)を表示 | DB |
| 印刷後の色戻しの安全策 | 印刷用に外した枠内の色が戻らなかった場合に備え、おもて面を開いたときにも自動で復元を確認。[印刷の色を元に戻す]は従来どおり使用可 | 両 |
| 検索候補の日付表示 | 候補一覧の日付を年2桁(例 26/9/1)で表示し、列幅に収まりやすく変更 | 両 |
11実際の扱い(新機能の操作)
診断書の複製
検索などで元の診断書を表示 →[複製]→ 新しいカルテ番号を入力(最大+1 が初期値。病院の採番に合わせて変更可)→ 内容を丸ごと引き継いだ別レコードとして保存 → 違う箇所だけ直して[保存]。番号が既に使われている/元と同じ番号なら保存せず知らせます。
下記の各ボタンは「基本情報入力」フォーム(画面上部の [基本情報] ボタン、認証直後は自動)の中にあります。「その他設定」枠のボタンは短い説明のあと [実行] で動きます。
担当医名設定
[担当医名設定]→ 案内(現在の担当医名を表示)→ [実行] → 名前を入力(例「山田医師」)→ そのPCに記憶。以降そのPCでの保存データの「Dr名」に記録されます。共有 1 ファイル運用でも PC ごとに別の名前を持てます。空欄にすると Windows ログイン名を使います。
旧データインポート
[旧データインポート]→ [実行] → 旧ファイル(.xlsm/.xlsx)を選ぶ → その「データ」シートの見出しと現行の見出しを名前で突き合わせ、一致する項目だけ取り込みます(無い項目は空欄。裏面ペンデータは旧ソフトに無いので空欄)。取込前に「一致 N/63 項目、取り込めない項目」を表示。カルテ番号の重複は 1 件ずつ 氏名・作成日・Dr名 を見比べて選択。旧ソフト(V2.00 派生)は見出しが同じなので全項目一致します。
データベースを NAS へ(DBタイプ)
[DBファイル設置]の案内1行目に現在のデータベースの場所が出ます。
最初の 1 台:[実行]→ 共有フォルダ(NAS等)を選ぶ → .accdb がそこへコピーされ、参照先が自動で切り替わります(元のローカルファイルは残る)。
2 台目以降:各 PC で [実行]→ 1台目と同じ共有フォルダを選ぶ → 既に .accdb があるので上書き確認で「いいえ」(=既存のNAS側DBを使う)を選択。
全 PC が共有フォルダに読み書き権限必要/社内 LAN 限定/バックアップは無人時間帯に .accdb をコピー。
両面印刷(PDF 方式)
[印刷]→(データベースタイプは「印刷確認」画面で過去の印刷履歴を確認 →[印刷する])→ おもて+裏の 2 ページの PDF が作られ、Microsoft Edge で開きます → 内容を確認 → Edge 側の印刷(Ctrl+P)で両面出力。診断書おもて面の枠内の色は印刷時だけ自動で外れます。
※ 印刷用 PDF は印刷専用です。印刷せずに PDF として保存する使い方は、動作が固まることがあるため行わないでください。
取扱説明書ボタン
「基本情報入力」フォームの [取扱説明書]→ .xlsm と同じフォルダの 取扱説明書.pdf(または .html)を開きます。配布時は取扱説明書ファイルを .xlsm と同じフォルダに同梱してください。1 冊で両タイプ解説でも、タイプ別 2 冊でも構いません。
12長所・短所
| | シートタイプ | データベースタイプ |
| 長所 |
- 導入が最も簡単(コピーして開くだけ)
- 追加コンポーネント不要・32bit の Excel でも動く
- 持ち運び・バックアップが単純
- 共有なら認証 1 本
|
- 複数 PC・複数スタッフで同時利用
- 数万件でも安定した速度
- データとプログラムが分離(更新・保全が容易)
- 検索・患者移動が高速・更新履歴あり
|
| 短所 |
- 複数 PC での同時編集は不可
- 件数が増えると重くなる
- データとプログラムが一体(破損リスクも一体)
|
- 64bit Excel + DB エンジンが必要
- 初期セットアップに手間がかかる
- .accdb は 2 GB 上限・社内 LAN 限定
|
13どちらを選ぶか
シートタイプが向いている
- 1 人 / 数台の順番運用
- 患者数が数千件以内
- とにかくすぐ使い始めたい
- 32bit の Office しか使えない
データベースタイプが向いている
- 受付・診察室など複数 PC で同時に使う
- 患者数が多い、または今後増える見込み
- 長期運用でデータを一元管理したい
- 64bit の Office が使える
まずシートタイプで運用を始め、件数や利用台数が増えた段階でデータベースタイプへ移行できます。データベースタイプは別製品として新規にご購入ください(999 での無償移行はありません)。旧データは「旧データインポート」でシートタイプのファイルから取り込めます。