複数DWGレイヤー一発整理

たくさんの DWG のレイヤー名を、ルール Excel(変換前→変換後の一覧)に従ってまとめて変換するツールです。
AutoCAD の画面は開かず、裏でまとめて処理します。元の図面は変更しません(変換結果は別フォルダに保存します)。

道路設計などで、社内標準や発注者の CAD 製図基準にレイヤー名を揃える作業を想定しています。
無償でお使いいただけます。


できること

動作環境

OSWindows 10 / 11(64bit)
AutoCADAutoCAD 2025 以降(accoreconsole.exe を含む製品。AutoCAD LT は不可)。インストール済みの最新版を自動で使います
Excelルール Excel・対比表(.xlsx)の編集に推奨(Excel 互換ソフトでも .xlsx が編集できれば使えます)
ブラウザ部品Microsoft Edge WebView2 ランタイム(画面表示に使います)

インストール

  1. 配布 zip を展開します(右クリック→「すべて展開」でそのまま進めて構いません)
  2. 展開したフォルダの setup.exe をダブルクリックします(管理者権限は不要です)
  3. デスクトップの「複数DWGレイヤー一発整理」から起動します。AutoCAD の場所は自動で見つけます(見つからないときだけ、歯車(⚙)の「詳細設定」で accoreconsole.exe を指定してください)

プログラムのファイル名やフォルダ名に出てくる layer_change / LayerChange は、本ソフトの開発時の呼び名です。

中身は同じものですので、そのままお使いください。

起動時に警告が出たときは、同梱の「警告が出た時の対応.html」をご覧ください。

SmartScreen(「Windows によって PC が保護されました」)と、

スマート アプリ コントロール(Windows 11 の一部の PC)の手順を、

発行元の確かめ方とあわせて書いてあります。

アンインストール

Windows の設定→[アプリ]→[インストールされているアプリ]で
「複数DWGレイヤー一発整理」を選び、[アンインストール]を押すだけ
で、
本体・ショートカット・作業ファイル(.lcwork)の関連付け・一時ファイル(画面部品のキャッシュと変換時の作業フォルダ)を
一括で削除できます(設定を残すかはその場で選べます)。

スタートメニューの「複数DWGレイヤー一発整理」フォルダにある「アンインストール」を押すと、
この設定画面が開きます。本体フォルダの uninstall.exe を直接実行しても同じです。

手動で削除する場合は次のとおりです。レジストリに残るのは作業ファイル(.lcwork)の関連付けと、
「インストールされているアプリ」の登録(HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\LayerChange)だけです。

  1. アプリを終了します
  2. 本体を削除: エクスプローラーのアドレス欄に %LOCALAPPDATA% と入力して Enter →開いた場所にある LayerChange フォルダを削除します(広告動画の一時ファイルもこの中です)
  3. ショートカットを削除: デスクトップとスタートメニューの「複数DWGレイヤー一発整理」を削除します
  4. 設定も消す場合: アドレス欄に %APPDATA% と入力して Enter → LayerChange フォルダを削除します(残しておけば、入れ直したときに設定がそのまま使えます)
  5. .lcwork の関連付けも消す場合: コマンドプロンプトで次の 2 行を実行します(管理者権限は不要です)
reg delete HKCU\Software\Classes\.lcwork /f
reg delete HKCU\Software\Classes\LayerChange.lcwork /f

使い方

A. ルール Excel で直接変換する

  1. 「1. ルールExcel」の[テンプレート出力...]でひな形を作り、Excel で変換ルールを書いて保存します(既にルール Excel があれば[Excelを追加...]で追加します)
  2. 「2. 対象DWGと適用ルール」の[DWGを追加...]で図面を追加します。ルールが複数あるときは、行ごとに使うルールを選びます
  3. [一括変換実行]を押します → 各 DWG と同じ階層の layer_changed フォルダに変換後の DWG が保存されます
  4. 完了したら[完了レポートを開く]で結果を確認します

B. Excel 対比表で確認しながら変換する

  1. A の 1〜2 と同じくルールと DWG を用意します
  2. 「3. レイヤー対比表」の[新規Excel出力...]を押します → DWG ごとに 1 シートの Excel ができて開きます(変換前レイヤー名・図形数・レイアウトごとの表示状態と、ルールから求めた変換後名が入っています)
  3. Excel で変換後レイヤー名や [後] 列(ビューポートの表示 〇/非表示 ×)を直して保存し、Excel を閉じます
  4. [一括変換実行]を押します → 対比表のとおりに変換されます

C. 作業を保存する

ルール・DWG・割当の組み合わせは、画面上部の[名前を付けて保存...]で 作業ファイル(.lcwork)に保存できます。
.lcwork をダブルクリックすると、その状態でアプリが起動します。

ルール Excel の書き方(要点)

元の図面は変更しません

「保護されたフォルダーへのアクセスがブロックされました」と出たとき

Windows セキュリティのランサムウェア防止機能(制御されたフォルダー アクセス)が、
ドキュメント・デスクトップ・ピクチャなどへの書き込みを、登録されていないアプリから
ブロックしています。図面がドキュメント配下にあると当たります。

直し方(管理者権限が必要です)

  1. Windows セキュリティを開く
  2. 「ウイルスと脅威の防止」→ 下の方の「ランサムウェアの防止」→「設定の管理」
  3. 「制御されたフォルダー アクセスによるアプリの許可」→「許可されたアプリを追加する」
  4. 「最近ブロックされたアプリ」から、または「すべてのアプリを参照」で、次の 2 つを追加

追加したら本ソフトを起動し直してください。

保護されたフォルダのほうを除外することはできません。

Windows の既定の保護フォルダ(ドキュメント等)は、Microsoft の仕様で変更できない一覧です。

「アプリを許可する」か、図面を保護対象外のフォルダ(例: D:\作業)に置くか、どちらかになります。

なお、この警告はコード署名では回避できません。署名は別の警告(SmartScreen)向けのもので、

この機能の判定とは別です。

データは壊れません。 書き込めなかった図面は失敗として記録され、元の図面はそのままです。

配布条件

通信について

第三者ソフトウェア

既知の制限

お問い合わせ

シムテックラボ info@simtec-lab.com