WBSファイル

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プロジェクト計画工程 WBS
案件例：基幹システム刷新プロジェクト（計画期間：約4週間）
コンサルティング実務で使う、より管理しやすい表現

WBS（Work Breakdown Structure：作業分解構成図）

WBSを単なる作業一覧ではなく、進捗管理や成果物管理にも利用する場合は、各作業に「成果物」「担当」「完了条件」を加えます。

1.1 プロジェクト立ち上げ
目的：プロジェクトの開始条件と推進体制を明確にする
1.1.1 プロジェクトの目的・背景の確認
作業内容：顧客ヒアリング、経営課題・導入背景の整理
成果物：プロジェクト目的・背景整理資料
完了条件：顧客責任者の合意を得ている
1.1.2 プロジェクトのゴール・成功基準の定義
作業内容：達成目標、KPI、成功判定条件の定義
成果物：プロジェクト目標・KPI一覧
完了条件：成功基準について関係者間で合意している
1.1.3 プロジェクト推進体制の定義
作業内容：役割、責任、意思決定者、エスカレーション経路の整理
成果物：プロジェクト体制図・役割分担表
完了条件：顧客側・ベンダー側の責任者が明確になっている
このように、WBSの階層構造と、個々の作業を管理する情報を分けて記述すると、テキスト形式でも実務に耐える管理資料になります。
3. WBSを文字で表現する際の3つのポイント
階層番号を固定する：1 → 1.1 → 1.1.1 のように、上位作業と下位作業の関係を明示する。
作業と成果物を区別する：「計画書を作成する」は作業、「プロジェクト計画書」は成果物です。両者を区別すると、完了判定が容易になります。
末端の作業を管理可能な粒度にする：担当者、工数、期限、完了条件を設定できる程度まで分解します。ただし、細分化しすぎて管理負荷が増えないようにします。
なお、WBSは本来、成果物や作業範囲を階層的に分解するものです。上記は作業ベースのWBSの例であり、成果物ベースで作成する場合は、例えば「プロジェクト計画書」の下に「スケジュール計画」「体制計画」「リスク管理計画」などを配置する構成も考えられます。
実務で最もおすすめなのは、階層番号付きのテキストWBSに、末端作業ごとの成果物と完了条件を併記する方式です。 スプレッドシートを使わずにレビューでき、計画書やプロジェクト管理文書にも組み込みやすい形式です。

続く
